あなたは副業についてどう考えているでしょうか?

企業に勤めている人は「そんなの有り得ない」という人もいるかもしれませんし、あるいは「将来が心配だから構わないのでは?」と考えるかもしれません。

いずれにしても、インターネットが普及してからネットを利用した副業は右肩上がりに増え続けています。
しかしそのほとんどが、期待していた程度の収入を得られなかったり、場合によっては全く収入を挙げられずに撤退の憂き目に遭ってしまっています。

そこで今回は、副業で稼げないと悩んでいる人が考えるべき「戦略」についてお話したいと思います。これはどちらかといえば概念的な話です。

というのも、巷には「副業で設けるためのノウハウ」はそこら中に存在する一方、ビジネスを成長させるための基本となる考え方について述べているものは意外と少ないからです。

 

「戦略的」な人になる

うわべの儲け話で成功する人はまず存在しない

Job

冒頭でも述べたように、近年はインターネットを利用した副業が増え続けており、私たちが「副業」といえばたいていはパソコンを使ったスモールビジネスやアフィリエイトなどを思い浮かべる人が多いと思います。

しかしこういった副業にチャレンジしても、結局思うように稼げずに辞めてしまう人が後を絶ちません。あるいは週末の時間などをフル活用して副業に従事してみても、想定した稼ぎには程遠いと嘆いている人が沢山いるのです。

これはどうしてでしょうか?

その最も大きな要因として、そういった人はうわべだけの儲け話を追いかけていたり、単純に「流行っているから」という理由だけでその分野のビジネスを始めてしまうからです。つまり「稼ぐための戦略、計画」が皆無なのです。もしかすると、あなたもそんな人の一人かもしれません。

そういう人々は常に儲け話を探しています。

一昔前に「週末起業」という言葉が流行ったことがありますが、その言葉に乗って盲目的にビジネスを始めてしまった人などは、その最たる例といえるでしょう。
金銭的な欠乏や「もっと自由な暮らしがしたい」といった理由から、巷で流行っている言葉に流されて無計画にビジネスを始めてしまった人たちです。

ですが、そういった人の多くが失敗に終わっているのです。
理由は明白で、ビジネスをまるで「宝探し」のように捉えてしまい、ビジネスチャンスを捕まえることさえできれば、自動的に成功が保障されると思ったからです。

 

反省しない副業家たち

インテリア

当然「もっと稼ぎたい!」とか「もっと裕福な暮らしがしたい!」といった願い自体は決して悪いものではありません。多くの成功した起業家やビジネスパーソンがそういった理由でビジネスを始めています。

しかし問題なのは、世間の流行や言説に流されてしまい何の勝算も計画もないままにビジネスを始めてしまうことです。事実、今でもそういった人は後を絶ちません。
つまり自分やろうとしている副業が「なぜ利益が上がるのか?」「長続きするのか?」といった基本的な問題にすら答えのないままに突き進んでしまうわけです。

当然、これでは上手くいくわけがありません。

しかし本格的なビジネスと違って、小資本で空いた時間に働く「副業」というスタイルの場合、たとえ失敗してもその人にとってはあまり痛手にならないことが多いために、失敗の反省をしないまま次の「儲け話」に飛びついてしまう人がたくさんいるのです。

彼らは次から次へと儲かりそうなビジネスチャンスを試していきます。しかし結局はどのビジネスも成功させることはできません。

彼らの頭の中にあるのは「これをやればいくら儲かるか?」「年収はどれぐらい増えるのか?」といったことであり、決して「見込み客にどういう価値を提供すればビジネスが成長するか?」とか「この商品、サービスを提供することで顧客の  はどうなるのか?」といった起業家として必要な質問を自らにすることは皆無なのです。

 

あなたの副業に「戦略」はあるか?

一方、本格的な起業であれ副業というカタチであれ、ビジネスで成功している人々は軒並み「戦略的な人」です。

「副業=年収を増やす手段」と捉えている人がたくさんいますし、それは決して間違いではないでしょう。しかしどんな規模であれビジネスをしているのですから、成功させるためには必ず戦略が必要となるのです。そこにビジネスを始めた動機や種類、規模は関係はありません。

ビジネスにおいて「戦略的」というのは、自分のビジネスがどういう理由で儲かるのかが明らかになっていることです。つまり、計画的に利益を上げるためのロードマップが明確になっていることを意味します。

当然、ビジネスに不確実性はつきものですし、当初の計画通り進むことなどありません。

ですがその都度試行錯誤を繰り返しながら軌道修正し続けた先に、ビジネスの成功があるのが常なのです。多くの人は試行錯誤を放棄して途中で諦めてしまうか、はじめから計画自体をもっていないために迷走してしまった挙句、ビジネス自体をやめてしまうのです。

法律の世界に「原則」と「例外」があるように、何か物事を計画したとしても必ず例外的な事態が起こります。しかし頻繁に例外が発生するからといって、原則を疎かにしてよいわけではないのです。むしろ、何かイレギュラーな自体が発生したときの拠り所となるのが「原則」というものです。この「原則」こそがビジネス戦略なのです。

 

正しい「質問」でビジネスが生まれ変わる

あなたの「見込み客」は誰か?

人

もしあなたが現在副業を営んでいて「うまくいっていない」「稼げない」と感じているならば、ビジネス戦略自体を見直す必要があるでしょう。

何もコンサルタントのように難しく考える必要はありません。
具体的には「見込み客はどういう人々か?増やすにはどうすればよいか?」について自問してみることから始めましょう。

あなたのビジネスではどういう人々を見込み客として考えているでしょうか?
どんな副業分野であれ、必ずお客さんになりうる人というのが存在し、彼らを取り込んで商品・サービスを購入してもらうことがビジネス成否のカギとなります。

これはいわゆるクラウドワーカーのように、ネットに掲載される記事を執筆したりWEBサイトを制作するサービスを副業として営んでいる人にも当て嵌まります。あなたに仕事を依頼してくれる可能性のある人が見込み客となりますから、彼らにどうやって依頼をしてもらえるかを考えましょう。

意外なほど多くの副業従事者が、このような「基本的な質問」に対する答えをもっていません。思いつきのままに惰性で仕事をしてしまっているのです。ですが、当然ながらこれでは稼げるようにはなりません。

副業として流行っている分野の事業に限らず、多くのビジネスでは売り上げに目が行ってしまったり、新規の依頼について考えてしまいがちです。しかし最もあなたのビジネスを向上させる可能性を秘めているのは「見込み客」なのです。

 

どれぐらいの人が「お客さん」になってくれるのか?

グラフ

次に重要なのはあなたの見込み客からどれぐらいの人が、実際にお客さんやクライアントとして、あなたの商品・サービスを購入してくれるのかということです。

たとえば見込み客が100人いたとして、そのうち10人が購入してくれれば10%の「成約率」となりますし、3人だけなら3%の「成約率」となります。
人によっては「顧客転換率」などと言う場合もありますが、見込み客についての施策と同様に、ビジネスでは規模の大小を問わず非常に重要な考え方です。

この比率を向上させる施策を試行錯誤することが、ある意味ビジネスで最も大事な仕事であるといっても過言ではないでしょう。
実際に既存のクライアントに聞いてみるなどして、よりあなたの商品・サービスを買ってくれるようにするためには何が必要か?あるいはどこを変える必要があるのか?

そういった質問を自分に投げかけてみましょう。必ずあなたのビジネスにとって必要となる施策がひとつやふたつ、思い浮かぶはずです。

 

お客さんとの「関係」を維持する

パソコン

あなたは既存のお客さんと良好な関係を築いているでしょうか?
たとえ副業であったとしても、あなたに仕事を依頼してくれたり商品・サービスを購入してくれるお客さんとは長期的な関係を築けるように努力しましょう。

ほとんどのビジネスにおいて、売り上げのほどんどは既存顧客からもたらされると言われますが、これは真実です。
あなたが今抱えているお客さんとの関係を維持し、定期的にあなたの商品・サービスを購入してくれるようにすれば、ビジネスの経営状態は驚くほど改善されるでしょう。

もしあなたが何年か継続して副業を営んでいるならば、一度期間を定めてお客さんひとりあたりの購入金額や購入頻度について検証してみるとよいと思います。
それによってお客さん一人を獲得するために大体いくらかかるのかを算出してみましょう。

副業に限らず、たいていのビジネスではこういったことは考えられていません。
つまり最初に提供する商品・サービスが売れたか売れなかったかだけしか考慮せず、長期的にお客さんとの関係を築いてリピート購入もらうことについて、全く考えられていないか著しく軽視されているわけです。

しかし、繰り返しになりますが売り上げの大半は既存顧客から生まれるのです。
あなたがもし副業で売り上げの伸びに悩まされているならば、今のお客さんとの関係をさらに良好にし、長期的に購入してもらうためにはどうすればよいか考えてみましょう。

 

まとめ~やはり仕組化が重要~

これまで、副業を含めたビジネスでは儲け話を追いかけても意味がないことや、ビジネスには「戦略」が必要だと述べてきました。

実際のところ、あなたはビジネスというものをどのように捉えているでしょうか?

多くの副業従事者が本業の休日などにビジネスをはじめていますが、そこからの売り上げが上がるにつれて、どんどんビジネスに時間がとられてしまい、プライベートな時間や家族と過ごす時間をもてずにいます。

もしあなたが現状そのような状態にいるならば、一度冷静に「何のために副業を始めたのか?」と自問してみましょう。きっと人生の貴重な時間を仕事にばかり費やすために副業を決意したのではないはずです。

あなたはビジネスにコントロールされるのではなく、あなた自身がビジネスをコントロールしなければなりません。これは本業として従事している仕事でも副業でも同じことです。

そのためにはビジネスの積極的な「仕組化」が必須だと思います。

あなたの副業で「これが足りない」「ここを改善すべきだ」と感じたら、積極的に改革してあなた自身が作業しなくてもビジネスが回るように設計しましょう。

当然、すぐにできる話ではありませんが、アウトソーシングなども視野に入れながら「自分中心のビジネスからの脱却」をはかりましょう。繰り返しますが、あなたがビジネスをコントロールするのであって、あなたがビジネスに時間と労力を奪われ続ける状態から抜け出すのです。

そのためのヒントとして、ぜひ本記事で示した考え方をあなたの副業にも取り入れてみてください。

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