Webマーケティングの世界では「ホワイトハットSEO」「ブラックハットSEO」とはよく聞く単語だ。

ブログやサイトを運営している人ならよく耳にするだろう。そして自身でも研究しているはずである。

今回はSEOについてほとんど勉強したことがない人、勉強し始めの人向けに書いていく。

SEO(検索で上位に表示させる工夫のこと)の知識はかなり奥深いものであるが、今回はこの「ホワイトハット」「ブラックハット」に関するSEOの基礎知識を紹介していく。

 

1.どうして「ハット(帽子)」なの?

そもそも、「ホワイトハット」や「ブラックハット」など、どうして「ハット(帽子)」で表現されているのか。

これはIT技術の世界ではその技術の方向性をよく帽子の色で例えられるのだそうだ。そこで自分の持っている技術をなにかプラスの方向に使うことを無垢な白色に例えて「ホワイトハット」

あまり思わしくない使い方をすることは「ブラックハット」と呼ばれている。

IT界でハットの言葉はよく使われているようである。

マイクロソフト社の研究者会議は「ブルーハット」と呼ばれていたり、IT企業に「レッドハット」という名前の企業も存在したりと、帽子とITはつながりがあるようだ。

基本はいい方向に使うが、悪い方向を全く使わないわけではないというようなものを「グレーハット」と呼ぶこともある。

 

2.「ホワイトハットSEO」とは?

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「ホワイトハットSEO」とは、GoogleやYahoo!が定めているガイドラインに反することなく、それに従った方法で検索上位を狙う工夫をすること。

GoogleやYahoo!は、いかにユーザーに有益な情報を提供できるかという点に重点を置いているため、それに沿ったやり方(正当な手段)で検索エンジンの最適化を図ることである。

Googleウェブマスターツールではこのように書かれている。

ホワイトハット SEO

この手法の目的は、掲載順位の引き上げではなくユーザーに重点を置いてサイトを改善することです。適切なホワイトハットの手法の例としては、有益で質の高いコンテンツの作成、前のモジュールで取り上げたわかりやすい説明タグの追加などが挙げられます。

「Googleウェブマスターツール 検索エンジンの最適化について学ぶ」より

https://support.google.com/webmasters/answer/6001181?hl=ja

以前のGoogleでは、被リンクの質と数も評価されていたのだが、アップデートにともなって被リンクよりもコンテンツの質の方が大きく重視されるようになった。

これはやはり、Googleの「最高に質の高いコンテンツを作れ」というメッセージだろう。

今でももちろん被リンクはSEOにとって重要なものであるのだが、コンテンツが最高に質の高いものであれば被リンクなど自然に生まれるという考えから、Googleもコンテンツを判断することに至ったと考えられる。

 

3.「ブラックハットSEO」とは?

それに対して、「ブラックハットSEO」とは、ガイドラインに反する方法で検索上位を狙う工夫をすることである。

検索エンジンはロボットであるので当然裏をかいたり、隙間を縫ったり、騙したりすることができる。

内容のないウェブサイトでも悪質な方法を用いることで検索時に上位に表示させることができるのだ。

その方法は様々あるのだが、Googleにバレたりして一歩間違えると、問答無用でスパム行為として判断され、検索順位を大きく落とされたり、一気に検索外に飛ばされたり(検索対象にもしてもらえない)するのでハイリスクなのである。

ここで、ブラックハットSEOについてもGoogleでどのように書かれてあるか見ておこう。

ブラックハット SEO

検索エンジンを騙してサイトの掲載順位を引き上げようとする不正な手法は、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反するブラックハットの手法と見なされます。PageRank の転送や Google 検索の操作を目的にサイトへのリンクを配置する行為に対して、対価を支払わないようにしてください。このようなリンクはスポンサー リンクや有料広告と名付けられていたり、HTML に隠されていたり、記事、コメント、フッターなどに最適化したアンカーとして挿入されていたりします。

「Googleウェブマスターツール 検索エンジンの最適化について学ぶ」より

https://support.google.com/webmasters/answer/6001181?hl=ja

Googleはこのような悪質な手段に目を光らせている。

しかし、現在もブラックハットSEOでどうにか検索上位を狙おうとしているSEO会社は存在しているため、もしあなたがSEO会社に頼むようなことがある場合は慎重に取引相手を見極める必要がある。

ブラックハットの代表的な例を挙げておこう。

  • クローキング(本来のページ内容とは大きく異なったページを検索エンジンのクローラーにのみ見せること)
  • ワードサラダ(文法に関しては問題ないのだが、意味が全くわからない文章。自動生成された文章でコンテンツを量産するのに用いられる)
  • 不自然な被リンクを大量につける
  • コピーコンテンツ(他のサイトの文章をコピーしてくること)
  • 強制的にCookieを踏ませる

実際にこういった手法を用いて大金を得ている人たちは大勢いるが、一発アウトを喰らえば収入を失うことになりかねない。

ブラックハットSEOは悪質な方法だとよく書かれているが、特に法律違反でもないので一概に悪いとも言い切れない。しかし、ユーザーにとってもGoogleにとっても何のメリットもないので僕自身もオススメはできない。

 

SEOの将来 〜サイトやブログをどう運営していくべきか〜

computer

Googleの根本的な考えは、「世界中の情報を整理し、ユーザーに有益な情報を提供する」ことである。

これからもGoogleは進化をしていくことだろう。今はまだ生き残っているブラックハットSEOの会社もあと何年もつか分からない。

もちろんホワイトハットSEOなら一生安泰だとも言い切れないが、そのリスクは雲泥の差がある。Googleは有益な情報を提供しているサイトを見逃すことはしないはずだ。

それはGoogle自身に関わる問題になるからだ。Googleにとってもユーザーにとっても自身にとっても有益になるのは「ホワイトハット」の手法である。

しかし、断っておきたいのは「ホワイトハットSEO」の手法を貫いて、有益なコンテンツを届け続けるというのは時間も手間もかかる。ブログやサイトを始めたばかりの頃は当然Googleからも認めてもらえない。

それを覚悟してホワイトハットを貫くことができれば、あなたのページは最大の資産になる。

いつ検索から飛ばされるかわからない「ブラックハット」でビクビクするよりも、どうすればユーザーは喜んでくれるのかを考えぬく「ホワイトハット」に頭を使う方が、あなた自身の進化にもつながる。

あなたがサイトやブログの運営者であれば、自分のコンテンツはユーザーが喜んでくれる最高のコンテンツかどうか一度見つめ直してみよう。

 

参考

Googleウェブマスターツール 「検索エンジンの最適化について学ぶ」

https://support.google.com/webmasters/answer/6001181?hl=ja

SEO HACKS 「ブラックハットSEOとホワイトハットSEO」

http://www.seohacks.net/basic/knowledge/black_and_white/

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