現在インターネットビジネスで起業したいと考えている人は少なくないでしょう。
時代に合ったビジネスでもありますし、初期費用も抑えることができます。
しかし、インターネットビジネスで収入にはどうつなげれば良いのかわからないという人も多いでしょう。
収益モデルですね。ビジネスとしてどうやって収益化すれば良いのか。
今回はIT関係で起業したい人のために収益化の仕組みを紹介していきます。
IT企業ってどうやって収益をあげているのかの儲けの仕組みの部分になりますね。
ぜひ参考にしてみてください。
収益化の仕方
インターネットビジネスで収益化するモデルは様々ですが、代表的なものでは5つあります。
- 有形商品販売
- 無形商品販売
- 広告収入
- 機能拡張による課金
- 月額料金
この5つを今回は紹介していきます。
では一つずつ見ていきましょう。
有形商品販売
有形商品販売とはその通り、形ある商品を販売してその代金で儲けを出すということです。
アパレルのネットショップなんかが良い例ですね。
洋服、ファッション小物などを売って利益をあげていきます。商売の基本的な収益モデルと言えます。イメージしやすいですね。
メリットとしては形あるものなので売りやすいという点ですかね。
消費者は形あるものだとそれが◯◯円出す価値があるものかを判断しやすいので、商品を買ってもらいやすくなります。
デメリットとしては、在庫の管理に手間やお金がかかること、仕入れ費用などがかかるため利益率はネットビジネスにしては良くはないことです。
無形商品販売
無形商品販売は形のない商品を売ります。
代表的なものに、アメーバピグがありますね。仮想空間を作り上げ、その空間でしか価値のないものを販売します。
アメーバピグでは、自分の分身であるアバターにかっこいい服を着させたい場合、仮想空間内の通貨で服を購入してアバターに着させます。
実際の自分のお金を仮想通貨に換えてもらうことで会社側は収益となります。
開発費などがかかるかもしれませんが、一度開発してしまえばいくらでも商品を作れ、在庫がどうという概念も関係ありません。
インターネットならではのビジネスモデルと言えます。
これは収益モデルとしてはやや特殊かもしれませんね。
広告収入
続いては広告収入について。これはネットビジネスで主流的な収益化方法と言えます。
アフィリエイトもこれに当たりますね。
さきほどのアメーバピグとは別事業のアメーバブログは、この広告収入を収益モデルとしています。
ブログを開設したユーザーのページに会社側の広告をスペースを設け、そこから広告収入を獲得しています。
Facebookも広告収入によって巨額の収益をあげていますね。広告によって収益化をしているIT企業は多くあります。
ですが、広告はウェブサイトを訪問するユーザーにとって邪魔なものであることが多いです。
良く言われるのは利用ユーザー数を上げたいなら広告を貼るなということです。
広告を貼ってしまってはユーザーが不満を感じ、利用者数は増えるものも増えません。
ユーザー数が伸びていって、もうこれ以上は伸びないのではないかというところで広告を貼るという戦略は多く取られています。
機能拡張による課金
これは機能を拡張したり追加したりする代わりにお金を払ってもらうという収益モデルです。
利用し始めは無料で利用できるが、もっと便利な機能を使いたいのなら課金してもらうという方法ですね。
スカイプ、クックパッドなどが代表例ですね。また、アメーバブログはこれも取り入れています。
利用者のブログ内に会社側の広告が表示されますが、これを消して欲しいなら有料版にしろというやり方です。
いろんな収益モデルを持たせることは大事なのですね。
スアートフォンのアプリでも無料版のアプリと、同じアプリの有料版がありますね。
あれもアプリ自体は同じですが、使える機能だったりが有料版の方が増えるんですね。
有料版があっても無料である程度使えるなら、有料にする人なんてごく一部だと思いますが、10人に1人が有料に登録してくれれば十分利益が出る仕組みになっているのです。
ゲームアプリでも同じようなものがあります。
最初は無料でも手に入る武器でゲームを進めていけるが、敵が強くなったりすると別のもっと強い武器が必要になってきます。
その武器を得るのに課金をするという仕組みです。
よく出来ていますね。
月額料金
最後に月額料金について紹介しておきます。
これはイメージしやすいですね。
便利なWebサービスなどを作って月にいくらという形で利用料金を払ってもらうという仕組みになります。
多くのWebサービスで取り入れられている収益モデルです。
月額料金にすることで収益予測が簡単になります。
退会されなければずっと月に決められた金額が入ってきますので管理がしやすいのです。
この点が月額料金の大きなメリットと言えますね。
月額だけでなく、半年払いや年間払いにしてもらう方法を取り入れているサービスもあります。
まとめ
インターネットビジネスはこれからも活発化していく業界でしょう。
収益モデルも画期的なものが生まれてくるに違いありません。
ITで起業を志している方は収益モデルも的確に考えないとユーザー離れの原因になってしまいます。
ぜひ起業の際の参考にしていただければ幸いです。
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