社会人生活を重ねながら、皆さんはあらゆる問題に立ち向かい、解決してきていると思いますが、改めてどうやって解決しているかなどプロセスを見直したことがあるでしょうか。
今回は、時代背景としても昔と今では求められる人材が異なる中、必要とされる「問題解決能力」について、考えてみたいと思います。
もし、不足しているなと感じてここに辿り着いた人は、後天的に身につけられることをまず、理解してください。その習得する機会を得たと読み進めて頂きたいです。
PDCAが必要とされる時代
そもそも、なぜ、問題解決能力が必要な時代になったのでしょうか。以前から、問題解決能力は必要だったのでしょうか。
昔は、、言われたことができる実行力が重要だったが、今は、自ら考えて提案できる人材が必要とされるようになりました。
時代によって、求められる能力が異なってくるのです。
特に、この問題解決能力は、日々必ず仕事などで皆さんがぶつかってる壁ですが、レギュラーとしてこなす壁、イレギュラーとしてこなす壁とあまり深く考えずに過程を終えていると思います。
自ら動くことを求められる今、PDCAを知らず知らずに回しているのです。
P=Plan,D=Do,C=Check,A=Action。
解決に導くには、特に「C」が大事になってきます。
「C」できない人が増えている
年齢を重ねると、頭が固くなるとよく言いますよね。頭も柔軟性が大事と言われる昨今ですが、過去の経験や思い込みに縛られて、日々の問題をCheckせず、ものごとを進めると、問題すら気付けない、そんな人が増えています。
問題と思う力こそ、とても大事な能力で、そこに疑問を感じなければ、解決する意味もなくなるのです。
では、その問題に気付ける能力を、どのように身につけることができるかが、これから強化したい人には、必要ですよね。
後天的能力としての気付き
自らものごとを進めていく力に欠けている人は、問題だと捉える力・気付きをトレーニングによって、ある程度、鍛えることができます。
問題発見力は、決して、先天的ではなく、後天的能力によって、身につけることができるのです。だから、もし、ここで悩んでいる人がいれば、それは、決して致命的なことではなく、ぜひ、いくらでも、トレーニングすることができるんだとポジティブに捉えてください。
正しいトレーニングを
その学習方法は、正しく行われないと、意味がありません。
例えば、「今の仕事は給料が上がらないから、転職しよう」は、問題解決として正しいのでしょうか。上がらない「理由」は、なんでしょうか。仕組みの問題でしょうか。それとも、組織の問題でしょうか。はたまた、会社が赤字で、一時的だからでしょうか。解決努力として、上司や人事、社長へ理由を確認しましたか。
自分の思い込みで、転職しようは、転職理由は、給料ではなく、他に理由があるはずです。その理由もよくわからないまま、転職しても、また同じことを必ず、繰り返してしまいます。それは、なぜか。根本の問題解決ができていないからですよね。
正しい学習と努力が習得には、必要です。
スポーツ選手も、毎日毎日練習の積み重ねをして、試合という場で威力を発揮しています。努力は、社会人になっても、常に必要なことです。
身につけると、一生使える技術になる
もし、ある程度の問題解決能力を身につけることができれば、それは部署が変わっても、仕事が変わっても、公私関係なく、使える技術として、身につけることができます。
ある種、資格保持者と同じですよね。
特に、この能力は、マネジメント層には、必要とされます。
経営者などトップマネジメントには、身につけていないと、会社自体、または従業員を引っ張ることができなくなってしまいます。
コミュニケーション能力も必要
問題解決するまでのプロセスには、1人で解決できないことやデジタルツールなど自分以外との共同作業が必要になることがよくあります。
そこで、必要になるのが、コミュニケーション能力です。
仕事と同様、調整能力も磨きながら、問題を解決する方向へ導かなければいけません。時には反対を受けたり、思うようにいかないことが出て来たりします。そこで、どう対応するのかが、あなた自身の真価が問われることになるのです。
トレーニング方法
PDCAを体感しましょう
問題解決能力は、後天的能力です。努力次第で、ある程度は能力をつけることができます。
そのためには、まずPDCAで世の中が回っていることを体感してみることです。
身近なことでかまいません。
解決に向かうとき、どのタイミングでチェックしているかを振り返ることが大切です。
問題発見力を磨きましょう
解決するには、発見ができないと、話しになりませんよね。
日々の小さな出来事で構いません。
仕事で考える時間がないというのであれば、通勤中の景色からでもかまいません。
昨日となにかが違う、そのなにかがなんなのか景色の違いから発見していくのもトレーニングとしては、好ましいでしょう。
最後に
問題発見力を磨く場合だけではありませんが、日々トレーニングを行うと、失敗すること・壁にぶつかることがあります。失敗は恐れてはいけません。楽しみましょう。
ぶつかれなければ、避ける術を習得するのも1つの方法です。とにかく、止まってはいけません。ぶつかりそうになった時、どうするかが大切です。
ピンチこそチャンスとは、よく言ったものです。
ピンチをネガティブに捉えていては、決してうまくいきません。
開き直るくらいの気持ちで、突き進めば、きっと答えが見えてきます。
なぜなぜを繰り返し、努力を惜しまないこと。
そうすれば、周りからきっと応援され、身につく能力が、短期間で終えれるかもしれません。
問題解決能力を身につければ、成功へ導く鍵になります。
今の自分を更に磨き上げるためにも、ぜひ、実践してみましょう。
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