仕事はできるに越したことはありません。
ですがやはり同じ仕事でも他の模範となるような仕事でしっかりと結果を出している「できる人」と、なんか落ち着いて見ていられない、いつも上司に怒られてばかりの「できない人」がいますよね。
何が違うのでしょうか。
ということで今回は「仕事ができる人」というのがどんな人なのかについて紹介していきます。
特徴を7つにまとめてみました。ちょっとずつでも、意識的にでも仕事ができる人のマネをしてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
目次
【仕事ができる人の7つの特徴】
- 同僚よりも上司とよく接する
- プラスな言葉を多用し、マイナスな言葉は使わない
- 失敗が起こった時、まず「どうすべきか」を考える
- 仕事をうまく人に任せる
- 「時間がない」「お金がない」と言わない
- 他人と比較しない
- ミスをしたら正直に言う
1.同僚よりも上司とよく接する
仕事ができる人というのはよく上司と話をしています。
上司と一緒に行動させてもらったり、上司とランチに行かせてもらったり。
それは上司に媚を売るためではありません。
自分よりも仕事のことをよく分かっている上司から仕事術であったり考え方であったりを吸収するために接しているのです。
特に新卒入社して間もないのに他との差をつける人というのはめちゃくちゃ上司と行動を共にしています。
同僚と話をしていても仕事でプラスになるようなことはあまり話しません。
「飲みに行こうよー」とか「あの人と仕事しづらいなー」のような会社内の愚痴だとか、生産的な話が出てきません。
できる人は同僚とそんな話に多くの時間を割くことはしないのです。
その時間を上司との会話にあてて、たくさん上司から技術を盗もうと努力しています。
それは意識している人もいますし、無意識で行なっている人もいます。
2.プラスな言葉を多用し、マイナスな言葉は使わない
仕事ができる人は普段からマイナスな言葉はほとんど使わず、プラスな言葉ばかり発します。
結構こういうのは、自己啓発本だとかセミナーだとかで見たことがある、聞いたことがあるとは思いますが、繰り返し言われているということはそれだけ重要なことなのです。
人はマイナスな発言ばかりしている人の周りには集まりません。あなたもそうだと思います。マイナスな発言ばかりの人と一緒にいたいとは思わないはずです。
マイナスな発言からはマイナスなものしか生み出さないので、できる限りやめた方が良いです。最初は慣れないですが、意識的にでも言葉は変えていくべきです。
名言的なもので聞いたことがあると思いますが、「言葉が変われば性格が変わる。性格が変われば…」というのがありますよね。あれは結構理にかなっているんです。
毎日使う言葉を意識的に変えることで今までと違う自分のようで最初は気持ち悪いです。とっても違和感があります。本当に自分のキャラじゃないように思えます。
しかし、使い続けていくと徐々に慣れてきます。意識的にでもプラスな言葉を使っていると、他の人のプラスな言葉だったり、周りのプラスなものだったりが目や耳に入るようになります。
これだけでもあなたの視点は今までと変わっているのです。
今までは「あの上司とは何か合わないんだよなー」だったのが、「あの上司とうまく接することができれば上司の営業スキルを盗めるかもしれないな」と変わるだけで仕事ができるかできないかは一目瞭然です。
3.失敗が起こった時、まず「どうすべきか」を考える
自分の失敗でも他人の失敗でも同じことが言えます。
失敗が起こったとき、「どうしてこうなったのか」「誰がこうしたのか」などの原因を追究するのではなく、まず「どうすれば良いのか」を考えます。
失敗→原因追究→解決案
ではなく、
失敗→解決案→原因追究→改善点
という順番で処理をしていきます。
よく偉そうな上司などは社内で失敗が起こった時に「誰がこんなことやったんだ!!」と怒鳴ったりしますが、それは間違い。
それよりもまずはこの事態をどうすれば解決できるのかを共に考えてくれる上司だと部下からの信頼も厚いはずです。
4.仕事をうまく人に任せる
仕事ができる人というのは周りをうまく使います。いや、「使う」というよりは「巻き込む」でしょうか。
「巻き込む」という表現だと「事件に巻き込まれる」だったり「厄介なことに巻き込まれる」だったりと良いイメージが湧かない言葉かもしれませんが、この表現の方が合っていると思います。
仕事ができる人は自分一人の力物事をスピーディーに進められないことを無意識のうちに分かっているので、自分よりも適任者がいると思った時は思い切って仕事を任せることができます。
うまく人に仕事を振り分けることで自分一人では3日かかる作業を1日で終わらせたりするのです。
5.「時間がない」「お金がない」と言わない
2番目で紹介した、「プラスな言葉を多用し、マイナスな言葉を使わない」とリンクするところがありますが、非常に大事なのでこれは分けさせて頂きました。
「時間がない」、「お金がない」と普段から言っている人は友達ができません。友達と言いましたが、会社で言うなら人望を得られません。
あなたの周りにもこの言葉を使って誘いを断る人が一人二人いると思います。この言葉で断られた時、あなたはどう思っていますか?
用事があって断られるなら分かりますが、このような理由で断られたら僕はすごく気分が悪くなります。
- 「ごめんね、時間がないから行けない」→時間があっても来ない(時間があれば他のことをする)
- 「ごめんね、お金がないから行けない」→いつまでもお金はない(お金ないと言いながら無駄遣いばかりしている)
こんな言葉を常套句のように使い倒していると、当たり前ですが次第に誘われなくなります。仕事では重要な仕事を任せてもらえなくなります。
自分から時間管理ができない、お金の管理ができないと言っているようなものなのでこのような言葉は使わない方が良いと言えます。
6.他人と比較をしない
仕事ができる人というのは他人と比較をすることに興味がありません。
比較をしたところで良いことはないからです。コンプレックスを生むくらいですかね。
比較をするのは第三者であるので、できる人は自ら比較をしたりはしません。
できる人は自分がいかに成長できるかを研究しています。
7.ミスをしたら正直に言う
いくらできる人と言ってもミスはします。人間ですからね。
その時、できる人はすかさず上司に報告をします。
上司に怒られるのを避けるためできるだけミスを隠そうとする人が多いですが、それでは発覚したときにはさらに重大なミスになってしまっている場合が多いです。
ミスをしてしまったと気づいた時にすぐに報告をすることで最小限の損失に留めることができるのです。
そしてミスをした分を結果で取り返そうと努力をすることが大事なのです。
また、ミスだけではなく、自分が知らないことを上司から聞かれたりしたときも、仕事ができる人は正直に知らないと言います。
無駄に知ったかぶりをして仕事を任せてもらえても当然結果を出すことはできません。自分のことをしっかり理解しているのも特徴と言えます。
まとめ
いかかでしょうか。
仕事ができる人というのは本能的にこっちの方が良いなと思って行動している人も多いです。
また、経営者や上司がどんな人材を欲しているかを理解し、会社の本質的な状態も理解しています。
「あの人はできるな!」という人が周りにいる場合は積極的に接して、どんな考えで仕事に取り組んでいるのか聞いてみると面白いと思います。
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