「WordPressのテーマなんて無料のもので十分」そう思っている人は少なくないはず。それもそのはずです。WordPressのテーマは無料のものでも大変優れたテーマがたくさんあります。WordPressの管理画面から探してもデザイン性に優れたテーマがいくつも出てきますし、Googleで「WordPressテーマ」と検索すると無料の中でも特におすすめされている優秀なテーマがたくさん紹介されています。
しかし、有料テーマを買ってみると分かるのですが、やはり無料と有料にはとても大きな差があり、有料テーマはやはりお金を出すにふさわしい大変優れたテーマとなっているものばかりです。
今回は私が無料のWordPressテーマよりも有料のWordPressテーマをおすすめする大きな理由と、実際に厳選した最高の有料テーマ15選を紹介します。
無料よりも有料テーマをおすすめする理由
読み手を引き込む洗練されたデザイン
無料テーマと有料テーマの決定的な違いは、デザインです。
無料テーマが世の中にたくさんあるなか、有料テーマはユーザーにわざわざお金を出して買ってもらう必要があります。そのためには何よりも、「買いたい!」と思わせるような圧倒的に洗練されたデザインにする必要があるのです。
無料テーマと有料テーマを見比べると一目瞭然なのですが、無料テーマは最低限のデザインになっているのに対し、有料テーマは、より高度でモダンなデザイン技術を駆使してユーザーの視覚を魅了してくれます。
洗練されたデザインは購入への後押しにもなりますが、デザインが優れているということはそのデザインでメディアを運営することで、より読者もファンになってもらいやすくなるということにつながってきます。「メディアブランディング」という言葉もあるように、メディアそのものをブランド化させることは中長期的な目線でとても重要なことと言えます。
やりたいことを叶えられる豊富な機能
有料テーマには多くの機能が備わっています。SEO対策の機能が備わっていたり、高度なデザイン変更がボタンひとつで変えられたりとここでは書ききれないほど多くのことが実現できます。WordPressの管理画面からテーマオプションという細かい点の変更ができる箇所があったり、ウィジェットにさまざまな機能が使えるようになったり、やりたりことが叶えられます。
無料のテーマだと、最低限整えられたデザインにし、機能性も多くは加えていません。知識がないと自分が欲しい機能は実現できませんので、知識が豊富でない人ほど有料のWordPressテーマが良いのです。
デフォルトでレスポンシブ対応済み
有料テーマのすべてがそうとは言い切れませんが、まず有料のテーマであればほとんどがデフォルトでレスポンシブデザインとなっています。レスポンシブデザインとは、タブレットやスマートフォンで見たときにそのサイズで見やすいようにデザインされることです。
PCで見たときの表示の仕方が、そのままの形で画面の小さなスマートフォンに表示されては、文字が小さくなるし、横長のPCと縦長のスマートフォンでは見やすいデザインというのも変わってくるでしょう。有料のWordPressテーマであれば、PCで見るときにはそれにふさわしいデザインを、タブレットで見るときにはそれにふさわしいデザインを、スマートフォンならそれに合ったデザインになってくれます。
レスポンシブデザインは自分でカスタマイズして設定することもできますが、やはり上級者向けと言えるでしょう。ブログ初心者こそ、WordPress初心者こそ、レスポンシブデザインがあらかじめ備わった有料のテーマを選ぶべきと言えます。
おすすめのWordPressテーマ集【国内版】
ALBATROS
ALBATROSは、ブロガーなどのメディア運営に最適なテーマデザインとなっています。情報発信をしようと考えているならまずこれを選べば間違いないテーマと言えます。
価格:7,980円(税込)
完成度の高いデザインとアニメーション効果
メインコンテンツも部分とサイドバーというブロガー向けのデザインであり、トップページのメイン部分にはアニメーション機能があります。最も見て欲しいコンテンツをこのアニメーション部分に設置するなど、思い通りの誘導が可能です。
1カラム固定ページも簡単に
通常は2カラム表示ですが、1カラムレイアウトのページを作ることもでき、メルマガ促進やオリジナルコンテンツのランディングページなどに使うととても便利です。1カラムページはサイドバーがない分メインコンテンツに集中してもらえるので、うまく使うことで読者を最終的なゴールへストレスフリーで誘導することができます。
豊富なショートコード
メディア運営でいろいろな見せ方をしたいと思うことがありますが、それらを簡単に実現させるショートコードが標準装備されているのも大きな特徴です。
さまざまなデザインがあるボタンリンクを作ることができたり、吹き出し機能を使って会話するような表現方法を使うこともできます。どれもコンテンツ作成においてとても便利な機能なので、使いこなせるようになると強いですね。
Gorgeous
TCDテーマの一つである「Gorgeous」。このGorgeousに限らず、TCDシリーズのテーマはどれも圧倒的でセンスあふれるデザインが最大の特徴です。十数個あるTCDのテーマの中でも最も人気のあるテーマとなっており、デザインだけでなく機能も豊富に装備されているのがとてもうれしいポイントです。ニュースサイトのような洗練されたサイトが、テーマをインストールするだけで簡単に実現します。
価格:13,800円 ⇒ 8,980円(税込)
トップページのコンテンツスライダー機能
トップページを開いたときにまず目に入ってくるコンテンツスライダー。この部分に最も見せたいコンテンツを置くことで思い通りのユーザー誘導を実現することができます。また、エフェクトの種類は数十種類揃えられており、お気に入りのスライドアニメーションが見つかることでしょう。
ランダムでコンテンツを表示してくれるピックアップスペース
ページ右上にはランダムでコンテンツを表示してくれるピックアップスペースが設けられております。記事編集画面で見せたい記事にピックアップ設定をしておくだけで、そのピックアップ設定された記事の中からランダムで表示してくれます。イチオシの記事を表示させるようにしたり、記事広告を表示させてユーザーを誘導するのも良いでしょう。
カスタマイズ自由自在なテーマオプション
このテーマはインストールすると管理画面に「テーマオプション」というメニューパーツが出てきます。これはあらゆるテーマのカスタマイズが簡単にできるパーツで、テーマ全体のフォントサイズを簡単に変えられたり、先程も言ったエフェクトの種類を多くある中から選ぶこともこのテーマオプションからワンクリックでできます。
日本製テーマなので、すべて日本語で書かれてあります。初心者の方にも使いやすく、初心者の方にもカスタマイズしやすいというとてもうれしいテーマです。
Opinion
こちらもTCDシリーズの一つ。大手ニュースサイトのような洗練されたデザインにすることができ、うまく使うことで高い回遊率を誇ることができるでしょう。
価格:11,980円(税込)
圧倒的なコンテンツ表示量
デモのトップページを見ていただくと分かりやすいのですが、表示されているコンテンツがかなりの量となっています。「最新の記事」コーナー、「PR情報」コーナーなど、さまざまブロックを設けることができ、それぞれのコンテンツを表示させることができます。
情報量を支える「見やすさを求めたデザイン」
圧倒的な情報量を支えるのはそれをより見やすく設計されたデザインです。トップページ上部には分かりやすいよう配置されたカテゴリゾーン、その下にメインとなるコンテンツスライダーなど、随所にデザイン性の高さが見受けられます。サムネイル画像の大きさやスペース分けをうまく使ったデザインで、多くあるコンテンツの中から読者の興味に合ったコンテンツを見てもらうことができます。
超高機能なウィジェットスペース
ウィジェットには、トップページ、アーカイブページ、記事ページ、それらのスマホ専用ページなど全部で10ものスペースをカスタマイズできるようになっており、より細部までこだわったデザイン、設定にすることができます。トライ&エラーを繰り返すためにいろいろな施策を試すことができますね。
おすすめのWordPressテーマ集【海外版】
Fortunato
Fortunatoは、海外の会社が提供している有料テーマで、その圧倒的に洗練されたデザインが最大の特徴です。サイト名を覚えてもらいたい、インパクトを与えたい、という方にはぴったりなテーマと言えます。Fortunatoには無料バージョンも提供されているので、まずは無料に触れてみて、気に入ったら有料版を購入してみると良いでしょう。
価格:29.90ユーロ(約3,460円 2016/11/14現在)
ユーザーを魅了する圧倒的なデザイン
最大の特徴はその圧倒的なデザインです。まるで海外の情報メディアのようなシンプルながら細部にこだわったデザインはユーザーを一気にウェブサイトの世界に引き込んでくれます。
サイト名をトップページのど真ん中に大きく表示されるのでサイト名を覚えてくれることにもなりますし、パララックス(視差効果)を使ったインパクトの強い背景により、印象にも残りやすいデザインとなっています。
テーマオプションから実現できる豊富な機能
Fortunatoには管理画面のテーマオプションに多くの機能が備わっています。例えば、ヘッダーイメージをYouTubeの動画にすることもできますし、SNSとの連携もURLを入力だけで簡単にできます。
ヘッダー画像は他にも、動かすマウスに従うように動くパララックス効果もあります。
また、ローディング中の表示方法も数種類ある中から選ぶことができます。
ショートコードも標準装備
便利なショートコードも多く装備されていますよ。ボタンリンクは簡単に入れられますし、パララックス画像をコンテンツ内に表示させるも簡単にできます。
ショートコードは記事作成画面からボタンをクリックするだけなので、簡単にいろいろな表現を使うことができます。
Nucleare
こちらはFortunatoテーマと同じ会社が提供している「Nucleare」というテーマです。トップページ中央にサイトロゴを表示でき、サイト名を覚えてもらいやすいのと、アニメーション機能で読んでもらいたい記事を最も目に入りやすい部分に置くことができるデザインが特徴です。
価格:24.90ユーロ(約2,880円 2016/11/14現在)
ブロガー向けの2カラムレイアウト
基本レイアウトは2カラムレイアウト。メイン部分とサイドバーを設置したスタイルなので、ブログなどのメディア運営をしやすいデザインです。ブログを初めてする、といった初心者であれば2カラムのデザインにしておくと間違いはないでしょう。
もちろんサイドバーは右にも左にも設置することができるので、お好みの方を選ぶと良いでしょう。基本は2カラムですが、ランディングページなどで使える1カラムのページを作ることもできるのでとても便利です。
連携できるSNSの数が多い
このテーマに限らず、この会社が提供しているテーマすべてに当てはまるのですが、連携できるSNSの数のとても多いです。Facebook、Twitter、Google+といった有名どころはもちろん押さえられていますが、それ以外にもInstagram、LinkedIn、YouTubeなども簡単に連携することができます。
管理画面から各SNSのマイページURLを入力するだけで自動的にテーマが設定したアイコン画像でSNSページへのリンクになってくれるので初心者の方でも簡単にブログとSNSの連携が可能です。
トップページのアニメーション機能が便利
メディア運営をしていると、やはり「このコンテンツは見て欲しい!」というものが出てくると思います。ビュー数がとても多い記事やメルマガ登録へ促すランディングページ、ブログ運営者のプロフィールページなどがあたるでしょうか。
そういったページを効果的にトップページのパネル部分に組み込むことで、訪れたユーザーの多くをその「見せたいページ」に誘導することができます。この機能が標準で備わっているのはとてもありがたく、便利なのでおすすめのテーマと言えます。
Annina
ニュースポータルサイトのようなデザインが特徴的な「Annina」というテーマです。トップページで多くのコンテンツを並べられるのが特徴。キュレーションメディアのようなサイト運営をする方にはピッタリなテーマではないでしょうか。大手メディアのTABI LABOのようなデザインにしたいなら、このテーマがおすすめです。このテーマも無料バージョンがあるので、そちらから試してみるのも良いでしょう。
価格:価格:24.90ユーロ(約2,880円 2016/11/14現在)
スクロールで自動表示されるコンテンツ
下にスクロールしていくと、自動でコンテンツが表示されていき、豊富なコンテンツ量を表示させることができます。TABI LABOでもこのような機能を使い、スクロールでのコンテンツ表示が可能になっているので、わざわざ2ページ目、3ページ目とクリックをする煩わしさをなくしてくれるのがメリットです。
お好みのフォントに簡単切り替え可能
「Font Switcher(フォント・スウィッチャー)機能」が備わっており、多くあるフォントの中から選ぶだけで簡単にサイトのメインフォントを切り替えることができます。細部までこだわることができるのはうれしいですね。
広告はコードを貼るだけの簡単設定
メディア運営で取り組みやすい広告の一つであるGoogleアドセンスは、広告コードをテーマオプションで貼り付けるだけで簡単に所定の位置に広告が表示されるのでとても簡単です。広告作成の手間を最小限に抑えることで本来のコンテンツ作成に集中できます。
まとめ
WordPressのテーマは国内外問わなければ膨大な数あります。その中から適したものを探すのは大変ですが、今回紹介したテーマは有料であっても十分過ぎるほどのデザイン性や機能性を誇っているので、初心者の方にもそうでない方にも心からおすすめできるテーマとなっています。
テーマはそのサイトのメインのデザインとなるので、いろいろと試してみてから「これにしよう!」という一つを絞ってサイト運営に力を入れていくと良いでしょう。
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