小学校でのプログラミング学習必修化、VRやAI、機械学習などの新しい技術の登場、シンギュラリティ(技術的特異点)問題など、ここ最近はテクノロジー関連の話題が多く扱われるようになりましたね。

シンギュラリティ(Singularity)

人工知能が人間の能力を超えることで起こる出来事。 人類が人工知能と融合し、現在の人類からして、人類の進化速度が無限大に到達したように見える瞬間に到達すること。

Wikipedia「技術的特異点」より

 

一昔前はプログラミングというスキル自体、パソコンに詳しい人だけのものという印象がありましたが、今では非エンジニアであっても最低限のプログラミングスキルを持っておくべきだと唱える人も少なくありません。

徐々に仕事上でのプログラミングの重要性が知られるようになり、社会人となって全くプログラミングをしたことがない人でもプログラミングのスクールに通い、新しいスキルの習得に向けて動くようになってきました。

プログラミングを勉強したい!というニーズの増加に受け答えるようにプログラミング初心者からでも体系的に学習できるスクールがオンライン・オフライン問わず出てきました。私自身もプログラミング自体はほぼ未経験の状態でしたが、自分でサービスを作りたい!という気持ちは持っていたのでスクールに通って集中的に学習しようと思いました。

今ではたくさんプログラミングスクールがあるので、たくさん調べてみました。CodeCamp、WebCamp、ジーズアカデミー、TechAcademyなどなど…

スプレッドシートに各スクールの特徴や料金、受講期間、学べる言語などで表にしてどれにしようか「うぅ〜ん」と悩みました。

そして結果としてTECH::CAMPのWebアプリケーションコースを受講してみました。

ここでは実際にTECH::CAMPを受講してみて良かったところや良くなかったところ、学べたこと、学べなかったこと、これから受講しようと思っている人へのおすすめ勉強法などをまとめてみました。

ぜひ悩まれている人に少しでも参考になればと思います。

 

TECH::CAMP(テックキャンプ)の概要

まずはTECH::CAMPがどういうスクールなのかについてまとめておこうと思います。

初心者向けプログラミングスクール

TECH::CAMP
出典:tech-camp.in

プログラミンスクールは数ありますが、TECH::CAMPは特に初心者向けで、 プログラミングの入門〜基礎を学べるスクール です。

メインではあらかじめ用意されているカリキュラムに沿って自主学習で進めて行く形です。教室が全国各地にありますが、そこではメンターの方がおり、自主学習の中でつまづいたり疑問点が出てきた際にすぐ質問できる体制となっています。

教室までは遠くて通えないという人も、スカイプでの遠隔指導や、チャットでの質問対応もあるので、プログラミンスの独学で最大の問題である「聞ける人がいない」という点をカバーしてくれていますよ。

 

教室は関東に7箇所、全国では12箇所

教室は下記の通りで、全国に12箇所設置されています。

TECH::CAMPの教室

【関東】

  • 渋谷
  • 新宿
  • 池袋
  • 東京駅前
  • 御茶ノ水
  • 早稲田
  • 横浜(神奈川)

【中部】

  • 名古屋(愛知)

【関西】

  • 梅田(大阪)
  • 三宮(兵庫)
  • 四条(京都)

【九州】

  • 天神(福岡)

教室に行ける距離であれば直接質問ができる環境に身を置けるので、教室に行く方が良いでしょう。

教室には行けないという人でも受講スタイルとしてオンライン受講というのがありますので、それだと通常のスタイル(キャンプスタイル)よりも安く受講することができますよ。

 

受講コースは全3コース

選べるコースは全部で3種類あります。

コースの種類
  • Webアプリケーションコース
  • エキスパートコース
  • Unity/VRコース

Webアプリケーションコースは私が実際に受講したコースですが、こちらは初心者の方におすすめで、Webアプリケーションを作る基礎的スキルが身につけられるコースです。

エキスパートコースは単純に作るスキルだけでなく、エンジニアとしてのビジネス的なスキルなども身につけ、受講後のエンジニア転職もサポートしてくれるコースです。

Unity/VRコースは、C#, Unityを活用してゲーム開発やVRコンテンツの開発スキルを身につけられるコースです。

 

費用は通常1ヶ月コースで約12万円

気になる費用ですが、TECH::CAMPでは 通常の受講スタイルである1ヶ月のキャンプスタイルが128,000円(税抜) となっています。

プログラミングスクールの中ではかなり安い価格ではありますが、他のスクールでは6ヶ月のコースで約30万円というところもあり、期間や学習内容も指標に入ってくるかと思いますので、一概にTECH::CAMPが安い!とは言い切れません。

ただ、全くの初心者の方が始めるには1ヶ月という集中して取り組める期間と価格のお得さからおすすめだと言えます。

 

TECH::CAMPの概要について紹介しましたが、さらに詳しく見てみたいという方は下のリンクから公式HPをご覧ください。

 

私がTECH::CAMPを選んだ理由

他と比べて費用が安かったから

いろいろとプログラミンスクールを比較していた中で、どうしてTECH::CAMPにしたのか、その一つは費用の安さからでした。

プログラミンスクールはだいたい安くても20万円以上はするもので、高額なものだと50万円、60万円といった値段もありますので、TECH::CAMPの約12万円というのは決断の壁をとても低くしてくれています。

完全初心者からいきなり60万円のスクールに飛び込むというのはなかなか思い切れませんので、TECH::CAMPの料金の安さには助かりました。

 

Ruby , Ruby on Railsが学べるから

プログラミングを学ぶ際にはどの言語を学ぶかというのはとても大事だと思います。学習コストが低く、かつ広く使われているもの、そして自分のやりたいことにマッチした言語である必要があります。

私はWebサービスを作りたいと思っていたのでPHPかRubyを学ぼうと考えていました。加えて、以前勤めていた会社では、開発言語にRubyを、フレームワークはRuby on Railsを使用していましたのでRubyの方が身近のエンジニアに多かったことからもRubyを勉強したいと思っていました。

TECH::CAMPのWebアプリケーションコースでは、RubyおよびRuby on Railsの学習がメインとなっているのでピッタリだなと思い、受講することにしました。

 

期間が1ヶ月程度とほどよい集中期間だったから

私がTECH::CAMPを選んだ理由の最後は、1ヶ月という期間がちょうど良いなと思ったからです。プログラミングスクールは、みっちり学習するものだと6ヶ月や8ヶ月かけてスクールに通うものもあります。

さすがに半年近くもモチベーション保てるかな〜という不安があり、あまり期間の長いものは選択肢に入りませんでした。

そして集中的に学べるものでいうと、TECH::CAMPではイナズマスタイルという1週間の超短期集中型の学習スタイルもありましたが、こちらも1週間はさすがに短いと思いました。

私にとってモチベーションが高く保ててかつ集中的に学習に取り組めるほどよい期間が1ヶ月でした。

 

Webアプリケーションコースの学習内容

学習のメインはRuby on Rails

Ruby on Rails

TECH::CAMPのWebアプリケーションコースを受講してみて、実際カリキュラムの内容はどういったものなのかというのをここでご紹介します。

Webアプリケーションを作るための最低限必要なスキルを学ぶことができますが、カリキュラムのメインで学習するのはRuby on Railsです。 Ruby on Railsで実際にアプリケーションを作りながら学んでいく形 になっていて、その前に必要な基礎知識としてRubyの基礎文法、HTML/CSSの基礎といった部分を学習していきます。

Ruby on Railsの学習は、TwitterのようなSNSサービス、映画レビューサイトなどを実際にゼロの状態から作っていきます。

そのために必要な、開発環境の構築手順、データベース操作や開発作業で便利なツールなども合わせて学ぶことができますよ。

 

HTML / CSS / Javascript はほんの少し

先ほども書きましたが、メインの学習はあくまでRuby on Railsを使ってサービスを作っていくことなので、そのために必要となるHTML / CSS / Javascriptなどのフロントエンドの技術は最低限必要なことしかカリキュラムには盛り込まれていません。

HTML / CSSに関しては、初心者の方でも学習しやすいもので、独学でも十分力をつけられるので、TECH::CAMPの期間を使ってガリガリ学習する必要はないという狙いなのでしょう。

HTML / CSSなどはある程度わかってるという人であれば、その部分を飛ばしちゃっても問題ないでしょう。

 

GitやSQLもほんの少し

チームで開発を進めるうえで欠かせないバージョン管理システムのGit、データベースの操作で必要になってくるSQLといったスキルは、Webアプリケーションコースではあまり深くは触れられません。

「こういうもの」程度に説明はしてくれていますが、実際に手を動かして身につけるというのはできません。

受講が終わったらエンジニアとして転職したいという人には、このあたりのスキルが身につけられないのは厳しいかもしれません。

 

TECH::CAMPの良かったところ

カリキュラムが分かりやすい

TECH::MASTER
出典:tech-camp.in

初心者向けということもあり、かなりカリキュラムが整理されていて見やすく、分かりやすく作られています。図や実例、サンプルコードなどを使って説明がされてたり、なかなか最初は理解しがたいような考え方などは少し厚めに説明がされていたりと、「なるほど!」と思いながら進めていくことができます。

カリキュラムは単元別に有り、単元ごとに最後は確認テストが用意されていて、どの程度理解できているかチェックすることができます。

TECH::CAMPのカリキュラムである「TECH::MASTER」は、実際に受講した人からのフィードバックを反映させるために、 5,000回以上もアップデートがされている ので、このカリキュラムに沿って進めていくことでかなりスキルアップが実現できるでしょう。

TECH::CAMP公式HPでも、カリキュラムの内容について紹介されていますので、ぜひ見てみてください。

>>TECH::MASTERの詳細

 

本当に初心者向けだから基礎の基礎から学べる

プログラミングに関することは基礎部分から説明してくれているので、全くプログラミングをしたことがない人でも少しずつ理解を深めていくことができます。実際、私も未経験だったのですが、進めていくうちにかなり理解できました。

Webアプリケーションが動く仕組みも説明してくれているので、土台となる部分をしっかり学習することができます。

ただ、新規でファイルを作成したり、ファイルを移動したりとPC操作の基本的なことは分かっておく必要がありますね。

 

メンターにすぐ質問ができる

未経験からプログラミングを学習する時に一番苦労するのが、分からないときに聞ける人がいないことだと思います。

実際私も独学で学習をしていたときがありましたが、やっぱり分からないところが出てきてGoogleで調べてみるもののいまいち理解できず、聞ける人が周りにおらず、結局挫折してしまったことがありました。

全く未知のことを学習していくので、当然分からないことが出てきます。イメージがしづらい考え方だったり、ある言葉とある言葉の違いだったり、重要な部分だけど少し理解が難しいようなものが出てきます。

そのつまづきそうなときに、すぐ質問ができて解決できるというのはとてもうれしいです。

考えて考えて理解しようと頑張ることは大事かもしれませんが、分からない〜と悩んでる時間ももったいないので、すぐ質問できるという環境は貴重ですね。

 

卒業後もカリキュラムは全部見放題!

以前は受講コースの期間が過ぎた後は、延長料金を払わないとカリキュラムが見られず、基本的に受講が終わると完全に見られなくなっていました(一部、環境構築法などは見られる状態でした)。

ですが、2017年5月より、卒業後もカリキュラムは無期限公開としてくれたことにより、 受講コースが終わった後もカリキュラムを全部見ることができます。 

これが実際に来たカリキュラム無期限公開のお知らせメールです。

反復して学習できるので、これはうれしいです!

 

TECH::CAMPの不安材料

経験不足のメンターも少なからずいる

TECH::CAMPは初心者からプログラミングを始めるにはメリットが多くありますが、もちろん不安材料もありますので、紹介しておこうと思います。

TECH::CAMPでは、教室で学習する際に直にメンターに質問ができるのですが、メンターはインターンの大学生や大学を卒業したてくらいの若い人が多く、ゴリゴリに チームでの開発に携わってきた経験を持っている人は少なかった印象でした。 

未経験者に教えるということなので、ある程度のプログラミングをやってきた人であれば若い人でも十分かもしれませんが、チームでの開発で苦労するポイント、PM(プロジェクトマネージャー)やPL(プロジェクトリーダー)といった上位レイヤーから見た開発時の注意点などは教われないと思います。

 

内向的な人だと質問しづらい

教室でのすぐ質問ができる環境というのはとてもうれしいポイントであるのですが、内向的な性格の人だとちょっと質問するのには勇気がいるかもしれません。

「カリキュラムを自主学習で進めていって、分からないがあったら質問をする」というのは自主性が必要になってきますので、人と接すること自体にあまり慣れていない人だと質問できる環境をうまく使いきれないかもしれません。

 

TECH::CAMPで学べたこと

Webアプリケーションを作る流れ

Web Application

約1ヶ月という限られた時間ではありましたが、TECH::CAMPのWebアプリケーションコースではいろいろと学ぶことは多かったです。

なかでもよく分かったのは、Webアプリを作る流れですね。

プログラミングを始める前はWebアプリがどのように作られているのか全くイメージできなかったのですが、この1ヶ月間しっかり学習していくことでそれが今までとは段違いに分かるようになりました。

クライアントサイドとサーバーサイドのそれぞれの役割、データベースの役割や必要性、出来上がったWebアプリをどうやって公開するのかなどなど、イメージできるようになったというのはとても大きな収穫だと思います。

 

Ruby on Railsの大まかな動きや流れ

Webアプリケーションを作る流れとも通ずるところがありますが、Webアプリを作る中ではRuby on Railsはとても大きな役割を果たしています。Ruby on Railsは言語ではなく、フレームワークというもので、このフレームワークに沿って開発を進めていくことでWebアプリが作れます。

このRuby on Railsの動きが分かるようになったことで、結果としてWebアプリを作る流れもイメージできたという感じでしょうか。

Ruby on Railsメインで学習が進んでいくので、このフレームワークでの処理の流れが分かるのはとても大きいと思います。

 

プログラミングの楽しさ

「分かる楽しさ」「できた時の達成感」などは実際にアプリケーションを作りながらの学習で何度も実感できました。

全くゼロの状態からプログラミングしていってアプリケーションが形作られていく感覚は本当に楽しいと感じ、家にこもって夢中でやっている人もいるというのが少し分かった気がしました。

楽しさを知れたというのも、大きな収穫の一つだったと感じています。

 

受講中のおすすめ勉強法

ここからは、受講を考えている人向けに、私が実践したおすすめの勉強法を紹介していきます。ただやみくもにカリキュラムをこなすだけでなく、知識やスキルを身につけるという目的を持って取り組むことでレベルアップの度合いが変わってきます。

全部を完璧に覚える必要なし!6割理解でどんどん進める!

TECH::MASTER
出典:tech-camp.in

カリキュラムはとても分かりやすく書かれていますが、それでも分からないことは出てきます。クラスとインスタンスの違いや役割などは何度見ても分かりませんでした。

ですが、なんとなく「あ〜、こういうことなのかな」と思ったらどんどん次に進むようにしたら、後々になって「あー!これでクラスとインスタンスっていう概念が必要になってくるのかー!」と分かる瞬間がありました。

なので、その場その場で完璧に理解しようとはせず、6割程度の理解ができたらどんどんと先へ進んでいきましょう。

 

知らない単語は都度調べながら

未経験から始める場合、全く知らない、聞いたこともない単語というのが出てきます。カリキュラム内で語句説明も設けられていますが、それも利用しながら知らない単語が出てきたら調べるクセはつけておいた方が良いです。

知らない単語を知らないまますっ飛ばして先に進んでは、先の内容も薄まってしまいますので、一度調べてみて、だいたいでも分かったら先へ進むようにしましょう。

 

2周3周と反復して学習する

ここが一番大事なのですが、カリキュラムは2周3周と反復して学習するようにしましょう。カリキュラムはそこそこボリュームも豊富に盛り込まれていますので、どうしても1周だけだと定着しきれません。

せっかく学んだことも抜け漏れていきますので、少なくても2周、できるなら3周くらいはすることをおすすめします。

結構理解できている単元(HTML / CSS など)であれば飛ばしても問題ないので、カリキュラムの中で作るWebアプリケーションを2度3度と作って反復学習をしましょう。

 

これから受講しようと思っている人へ

プログラミングの楽しさが分かれば大勝利!

全く未経験という方は、プログラミングの楽しさが分かれば最大の収穫と言えます。楽しさが分かれば後はTECH::CAMPが終わった後でも自ら勉強していくと思います。

できる楽しさ、作っていく楽しさを味わい、卒業後に自分一人で何かサービスを作ってみることも大きな楽しみとして味わうことができるでしょう。

 

必ず毎日学習の時間を作ろう!

社会人であれば仕事をしながらの学習になると思いますので、なかなか時間を作るのが難しいと思います。

しかし、新しいスキルの習得を目指しているので、時間をかけることは欠かせません。TECH::CAMP公式HPによりますと、カリキュラムの基本レッスンまで完了するのに目安として最低60時間/月必要とのことです。

 自分でWebサービスを作れるようになるには最低100時間/月 が必要だそうです。

朝早起きをして時間を作る、業務後に時間を作るなどして、平日は3時間ほど捻出し、休日は6時間ほどを学習時間に充てることで月100時間を確保できます。

毎日時間を作って、必ず学習の時間に充てましょう。1日やらない日が出てしまうと、それまでやった学習内容に漏れが出てきてしまい、学習効率が下がってしまいますので、必ず毎日やることをおすすめします。

 

ちょっとした疑問点でも積極的に質問しよう!

TECH::CAMPは「すぐ質問できる環境」を大事にしており、ちょっとしたことでも丁寧に教えてくれるので積極的に質問することをおすすめします。

プログラミング学習に限らず、仕事全般で言えることですが、質問した数というのはそれだけ成長することを表しています。1週間で1個しか質問しない人と100個質問する人とでは99個分の知識差がその1週間でつくことになります。

しかも、1個の質問で付随して新しいことを教えてくれるかもしれません。

「すぐ質問できる環境」をフルに使って最速でプログラミングスキルを高めていきましょう。

 

まとめ

障壁が低く、初心者でも入りやすいのがTECH::CAMP

いくつもプログラミングスクールがある中で、TECH::CAMPは特にプログラミング未経験者におすすめだと思います。初心者が覚える必要のない知識は省き、Webサービス開発で最低限必要な知識を優先して取り上げていますので、1ヶ月で初心者の壁を超えることができるでしょう。

公式HPでは、詳しいコース内容や受講者の声なども載せられていますので、「プログラミング始めたいな」と思っている方はぜひ見てみてください。

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

コメントを残す