ブログのタイトルってブロガーにとって永遠のテーマみたいなものがありますよね。
タイトルだけでその記事が読まれるか読まれないか決まってきます。
タイトルはその記事の運命を握っているようなものですね。
Googleで検索してみても、タイトルのつけ方に関する記事は多くありますね。
ですが、どの記事を見ても思うんですが、SNS向けのタイトルのつけ方と、SEOを意識したタイトルのつけ方が混ざっちゃてるんですよね。
実はSNS向けと 検索エンジン向けではタイトルのつけ方は違ってくるのです。
ということで今回は、SNSにも検索エンジンにも有効な最強のブログタイトルのつけ方を紹介していきます。
肝心なのは最後の章なのでぜひ順番に見ていってください。
目次
「SNSに有効」「検索エンジンに有効」とは?
まず「SNSに有効」というのは「拡散力のある」という意味になります。
ユーザーの心に響く記事タイトルをつけることでFacebookやTwitter、はてなブックマークなどで拡散してもらえます。
拡散は多くのアクセスをもたらしてくれるので非常に重要で、狙えるのならぜひ狙いたいものなのです。
対して「検索エンジンに有効」というのは、「検索結果で上位に表示される」という意味になります。
言うまでもありませんが、検索結果で1位や2位に表示されれば、キーワードの検索量にもよりますが、多くのアクセスを生み出すことができるのです。
また、検索から来たユーザーというのは積極的なユーザーであるのでサイト内でのコンバージョンにも良い影響が出てきます。
SNSに有効なブログタイトルのつけ方
ではここから具体的なブログタイトルのつけ方を見ていきましょう。
まずは拡散を狙えるようなタイトルのつけ方です。主なポイントはこの4つです。
- 数字を入れる
- 読み手のベネフィットが伝わる
- キラーワード(煽り文句)を入れる
- 32文字以内に収める
- 体言止めを使う
いろんな記事でも書かれていることですが、改めて一つずつ見ていきましょう。
数字を入れる
数字の力は偉大です。多くの人から読まれる記事には何かしら数字が入っています。
数字を入れることで一気にタイトルに具体性が出てきます。
「生活を激変させる習慣」よりも「生活を激変させる7つの習慣」という方がタイトルとしてグッときませんか?
また人は奇数が好きです。「世界三大美女」、「五大ドームツアー」、「学校の七不思議」、「11人の侍」、「101回目のプロポーズ」、「お笑いコンビ、ナインティナイン(笑)」
最後のは違いますかね(汗)
このように話のテーマに数字を入れることは、読み手聞き手にとってはいくつあるのかがはっきり分かり、頭の中で整理されるんです。
教え方のうまい学校の先生や、プレゼンのうまいカリスマ経営者なども数字をうまく使っています。
「ここテストに出やすいので覚えておいてください」では覚えられません。
「テストに出やすい重要なワードは今から言う3つです。◯◯、△△、☆☆、この3つを覚えておいてください」
教え方のうまい先生というのは重要なことをいう前に、いくつ重要なことがあるのかを伝えます。
こうすることで聞き手は頭の中に引き出しをその数だけ用意し、整理しやすくなるのです。
読み手のベネフィットが伝わる
次に読み手のベネフィット(利益)が伝わる文句を入れましょう。
タイトルを一目見て、「役に立つ!」と思わせる必要があります。
「アクセス数が10倍になる!◯◯の秘訣」、「◯◯のバグを一発解決!」というように、人々が抱えている悩みを解決するワードなどを盛り込むことで、読み手にベネフィットを伝えられます。
人が記事タイトルを見る時間はほんの数秒です。その数秒で読む価値のある記事なのか、読むほどのものじゃないかを判断されます。
難しい表現ではなく、ストレートにベネフィットを伝えましょう。
キラーワード(煽り文句)を入れる
SNSで拡散を狙うのであればキラーワードは必須の要素と言えます。
もちろん煽りすぎはダメですが、ほどよく人を惹きつけるワードは盛り込む必要があります。
記事の内容に沿ったうえで、「読みたい!」と思ってもらえるような必殺のキラーワードを入れましょう。
またキラーワードは毎回のように入れると効果が薄れてしまいますのでメリハリを効かせることを心がけましょう。
ボジョレー・ヌーヴォーのキャッチコピーが良い例ですね。
ビジネスの世界でよく使われるのは「驚愕!」、「限定」、「今だけ!」などがあります。
はてなブックマークにエントリーされている記事を見ればどんなキラーワードが使われているのか勉強になるので、ぜひチェックしておきましょう。
32文字以内に収める
文字数は長すぎるのも良くないですが、短すぎて何の記事なのか分からないのもダメですね。
はてなブックマークに表示された時に長すぎるタイトルだとあふれた部分は「…」で表示されるので、できるだけ32文字以内に抑えて、タイトル全部が表示されるようにしましょう。
FacebookやTwitterも拡散力はありますが、ブログにおいてははてなブックマークが最も拡散力がありますので、やはり焦点としては、はてなブックマークにエントリーされることになりますね。
はてなブックマークのホットエントリーに入ると1日で数千〜数万のアクセス数を得られますのでぜひ体験したいものです。
そのためにもホットエントリーされている記事などを読んでみるのがてっとり早い勉強法と言えます。
体言止めを使う
体言止めというのは古来から俳句や文学作品などでよく使われる文章表現技法ですね。
例として挙げるなら、
「今では携帯電話はなくてはならないものとなっている」
↓
「今ではなくてはならないものとなっている携帯電話」
体言止めを使うことによってタイトルに対する印象度がグッと強くなるんです。
よくはてなブックマークでエントリーされているようなタイトルは、「◯つの理由」、「◯つの真実」、「〜まとめ」とかって名詞で終わっているものが多く見られます。
最後が名詞で終わることで、記事にどんなことが書かれているのかがイメージしやすいという点もあるのです。
さて、ここまでSNSで拡散を狙うタイトルのつけ方を見てきました。
次は検索エンジンで上位表示を狙うタイトルのつけ方を見ていきましょう。
検索エンジンに有効なブログタイトルのつけ方
検索エンジンで上位表示を狙うには検索エンジンロボットに好かれるようなタイトルにする必要があります。
とはいえ、検索エンジンロボットは人間の考え方に近づこうと努力しているので、将来はそんなテクニックも必要なくなり、純粋に人々の心を惹くタイトルをつければ良くなっていくと思います。
ですが、現に検索結果で上位になりやすいタイトルのつけ方というのは存在するのでその点を紹介していきます。
ポイントとなるのは3点です。
- キーワードを1〜3個ほど盛り込む
- できるだけキーワードは左に
- 文字数は27文字以内
ではこちらも一つずつ見ていきましょう。
キーワードを1〜3個ほど盛り込む
検索エンジンに有効となるのはキーワードです。
狙いたいキーワードを的確にし、タイトルに盛り込ませることで検索エンジンロボットに認識してもらいやすくなります。
ユーザーがそのワードで検索してきたときにしっかりタイトルとマッチさせておくことが重要です。
数としては多くて3つまでです。それ以上詰め込みすぎると、ロボットにスパムと判定されやすくなりますので3つまでにしましょう。
キーワードはGoogleキーワードプランナーを使って調べますが、狙いたいキーワードは間違えずにタイトルに盛り込むことです。
英語表記が良いのかカタカナ表記が良いのか、スペースがあるかないかなどで細かく変わってきます。
例えば、「Google Analytics」と、「Googleアナリティクス」と、「グーグルアナリティクス」では微妙に検索結果の順位が変わってきます。当然キーワードプランナーで見ると検索ボリュームも変わってきます。
タイトルを決めるときはしっかりと自分がどのキーワードを狙うのか決めましょう。
キーワードプランナーの詳しい使い方は「簡単にお宝キーワードが見つかる!Googleキーワードプランナーの使い方まとめ」で紹介していますので参考にしてください。
できるだけキーワードは左に
さらにキーワードに関するポイントです。
タイトルの中で狙いたいキーワードはできるだけ左側(前側)に入れましょう。
あまり後ろの方にキーワードを入れてしまってはキーワードの重要度を認識してもらいにくくなります。
また、タイトルの文字数が長くてキーワードも後ろの方に入れていると、「…」の部分にキーワードが入ってしまします。これはあまり好ましくありません。
初めにキーワードからタイトルが始められているものもあります。僕もそういう手法を取ることが多いです。
例えば、「SEO対策 基本」というキーワードを狙って記事タイトルを考えるとき、「SEO対策の基本|あなたのブログに人が集まる7つの法則」というようにタイトルの最初にキーワードを入れ、「|」や「!」などで前と後ろを切るという方法もあるのです。
文字数は27文字以内
これは直接的には関係無いかもしれませんが紹介しておきます。
SNSのときと同じようにGoogle検索したときも長いタイトルは「…」で省略されます。
その文字数がだいたい全角で27文字で、28文字目に「…」が来ています。
これはパソコンで見たりスマホで見たり、違うブラウザで見たりで環境が違ってくると表示される文字数も若干変わってきます。なのでタイトルは27文字以内に収めれば、ほとんどの環境で全文字が表示されます。
これは検索エンジンに有効というよりはユーザーに優しいという点で有効と言えるでしょう。
拡散を狙うのか!検索上位を狙うのか!
ということでここまで拡散を狙うのに有効なタイトルのつけ方と検索上位表示を狙うのに有効なタイトルのつけ方を見てきました。
ここからが重要です。
拡散を狙うのか、検索上位を狙うのかでタイトルは変わってくるのです。
極端に言うと、拡散を狙うならキーワードを入れる必要はなく、ユーザーに読みたいと思わせるベネフィットの表現やキラーワード(煽り文句)、数字などをうまく入れることが重要になってきます。
逆に検索上位を狙うなら、キーワードは必須項目であり、キラーワードは特に盛り込まなくても問題ありません。
必要のないものを盛り込ませようとすると文字数が多くなって長ったらしいタイトルになりかねません。
拡散も検索上位も狙って、キーワードにベネフィットにキラーワードにと入れると30文字前後をオーバーしてしまいます。
「拡散」と「検索」どっちを狙うのか定めよう
タイトルの文字数は長くすべきではありません。
となれば、「拡散」を狙うのか、「検索」を狙うのか、記事の内容も見てどっちを狙うのか定めてタイトルを決めましょう。
その上で必要のないものはタイトルに含めず、その分重要となるポイントは徹底的に考えましょう。
拡散を狙うならキーワードを気にせず、どんなタイトルだったら人は見たくなるだろうかということを考えます。
検索を狙うならシンプルなタイトルで十分です。その前部分にキーワードを入れておかしなタイトルにならなければOKです。
拡散狙い:「作業効率10倍!知らない人は損をするChrome拡張機能7選」
検索狙い:「Chromeの拡張機能まとめ」
極端かもしれませんが例を挙げるとこんな感じです。
「拡散」も「検索」も両方狙うには!?
先ほどどっちを狙うか決めましょうと言いましたが、できることなら両方狙いたいところですね。
もちろんどちらを狙うにも有効なタイトルであれば拡散させることもでき、その結果検索結果上位に出ることが可能です。
しかし、なかなかそういったタイトルをつけるのは難しいのです。
ではどうするのか。
結論を言うと、拡散狙いのタイトルを最初につけ、あとから検索狙いのタイトルに変更すれば良いのです。
記事を最初にアップするとき、拡散を狙うために盛ったタイトルにします。(※盛りすぎは注意です)
そして拡散が成功してほとぼりが冷めたら(拡散に失敗したらドンマイ)、検索狙いに切り替え、シンプルなタイトルに変えます。
こうすることで効率よくアクセスアップが図れるのでぜひ試してみてください。
まとめ
今回の重要なポイントは「拡散」を狙うのか「検索」を狙うのか、両方狙いたい場合は先に「拡散」、あとで「検索」というようにタイトルを変えるという点です。
ただ、拡散は狙ってその通りできるものではなく、記事の出来だったり運だったりも関係あります。
スーパーブロガーの人でも毎回毎回バズバズバズバズしているわけではないので、拡散狙いのタイトルで「運が良かったら拡散が成功する」くらいの気持ちで良いでしょう。失敗だったらそれはそれで、「どんなタイトルだと食いついてくれるかなと」また試行錯誤すれば良いことです。
ということで、この記事のタイトルもどんなタイトルにしようか今まさに迷っています(笑)
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