ブログを書くからには多くの人に読んでもらいたい!
みんなそう思いますよね。
ブログのアクセスアップノウハウというのは様々なことが言われてきましたが、やはり、最も基礎的で耳にタコもイカもできちゃうほど言われてきたのが、「まずは100記事書け!」って言葉ですね。
わかったブログを運営されているかん吉さんもこんな記事を書いています。
アクセスがどうこう言うならまずは3カ月毎日書け!ってことですね。
そうかー、僕は3カ月毎日更新ができなかったからPVの伸びがイマイチなのかー。
とはいえ、このブログも100記事を超えまして、記事を書くこと以外にも重要なアクセスアップ術をいろいろと得ることができました。
特に100記事ほど書いた後に取り組むべきアクセスアップ術と言えます。
100記事にも満たないって方はまずは100記事まで毎日書いていきましょう。
ということで、100記事というのはあくまで目安に過ぎませんが、ある程度の記事ストックができた後で取り組むべきことをまとめてみました。
1.積極的なリライト
100記事も200記事も超えてくるととっても重要になってくるのが「リライト」です。
すでにあるブログ記事を、要点や伝えたいことはそのままで、肉付けをしたり古い情報を新しい情報に書き換えたりすること。
Rewrite = 書きなおす
3カ月毎日書いたとしても1記事目というのは3カ月前の情報ということになります。
扱うテーマによっては3カ月前の情報なんて古い情報かもしれません。
そうなれば最新の情報にする必要があります。
「古い情報を新しい情報に」というのはリライトの重要性の一つに過ぎません。
今一度、リライトの重要性を見ていきましょう!
リライトで情報の鮮度を保つ
リライトをすることによって古い情報を最新の情報に変えてユーザーに提供できます。
古い情報はユーザーに何の価値も提供できません。
本屋に行ってみてもやっぱり買うのは最新のデータがあったり、最新の情報が扱われている本ですよね。
Webデザインの勉強を始めよう!と思って本を買うときに、2,000年に出版された本は買いませんよね。ブログ記事も同じです。
古い情報のまま公開している記事は読んでもらえず、その記事があることでサイト全体の評価も落ちる可能性があります。
ブログ全体を常に最新の情報にしておくことで、ユーザーに価値を提供でき、結果的にGoogleにも認められて、検索上位に表示させることができるのです。
リライトするときには、掲載している情報が新しいものかどうか、今も価値を生んでいる情報なのかどうかを確かめると良いでしょう。
リライトで記事のボリュームを増やす
SEOで基本的なことの一つに、「圧倒的な情報量」というのがあります。
「Content is King」とここ最近は言われてきて、コンテンツの質が非常に優れたメディアが力を持つようになってきました。
圧倒的な情報量を誇るメディアとしてはバズ部やferretなどがあります。
あんな大ボリュームな記事を書こうとすると毎日書くことなんてできません。
なので一つ一つの記事は6〜7割程度の完成度ができたらどんどん公開していき、定期的にリライトをしてやることで記事にボリュームを持たせ、クオリティを上げるのがアクセスアップにつながります。
リライトをするときには、記事の要点は変えずにプラスアルファとして分りやすい例え話を盛り込んでみたり、詳しい表やデータなどをつけると効果的です。
また、単純に文章量を増やしてあげることも重要になってきます。
2,000文字の文章を肉付けして、3,000文字、4,000文字の記事にすることができれば検索順位にも良い影響を与えてくれるでしょう。
2.リンク切れのチェック
ブログを書いているとリンクを使用すると思いますが、外部リンクを設定している箇所ではリンク切れになっていないかチェックする必要があります。
リンク切れというのは、リンクの飛び先ページが削除されていたりして表示されないことです。
リンク切れをそのままにしている記事はGoogleのクローラーロボットがやってきて「この記事リンク切れしててそのまんま放置しとるで!」と親分である検索エンジンにチクられてしまいます。
これでは困りますよね!
なのでしっかりとリンク切れは防がないといけません。
WordPressでブログ運営をしている人はリンク切れを自動で教えてくれる超便利なプラグインがあるのでそれを使うと良いでしょう。
それは「Broken Link Checker」というプラグインです。
インストールをして有効化しておくだけでOKです。
あとはリンク切れが発生したらこのように表示して教えてくれます。
いちいち全部の記事をチェックしてリンク切れがないか見ていく必要がないので、とても便利です。
WordPressをするなら必須のプラグインと言えますね。
3.サイトの表示スピードの改善
サイトのスピードはSEOにも関係してきます。
表示スピードが遅いサイトはやはりSEOにも不利にはたらいてしまいます。
サイトのスピードを確認するならGoogleが提供しているサービスである「Page Speed Insights」を利用しましょう。
サイトのURLを入力するだけでPC環境でのスピードとモバイル環境でのスピードを表示してくれるのでとても便利です。
また、スピードを改善するための対策も教えてくれますが、少々難易度は高め。
僕のようにプログラム知識に疎い方でもできるスピード改善の方法をいくつかご紹介しておきます。
画像を圧縮する
まず簡単にできるのは、画像を使うときにファイルサイズを圧縮して使うことです。
画像はファイルサイズを小さくしていかないと、どうしても地味に蓄積されていくものなのでサイトスピードに影響してしまいます。
重いものを持っている人は動きが鈍くなるのと一緒です。
画像を圧縮するというのは、その重いものをちょっとでも軽くしようということです。
画像自体のサイズや鮮明さはそのままでファイルサイズだけを圧縮してくれるサービスがあるのでそれを利用しましょう。
僕が使ってるのは「tiny png」というサイトです。
.pngファイルの画像でも、.jpgファイルのファイルの画像でも圧縮できるのでこれ一つで事足りるかと思います。
「Drop your .png or .jpg files here!」と書かれた部分に、圧縮したい画像をドラッグ&ドロップかアップロードで引っぱってくればすぐに圧縮してくれます。
いちいち画像を上げるのに圧縮するなんて面倒くさいと思うかもしれませんが、結構重要なことなのでおろそかにしない方が、後々苦しまなくて済むと思いますよ。
サイドバーを必要最小限にする
サイドバーは地味にサイトスピードを鈍くさせます。
いろいろなパーツを詰め込んでいると危険です。必要最小限にとどめましょう。
SNSページプラグイン、カテゴリ、人気記事、新着記事くらいで良いんじゃないでしょうか。
もはやサイドバーなんて使わず、1カラムデザインにしちゃうのもアリだと思います。
1カラムに興味がある方はこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
WordPressのキャッシュ系プラグインを入れる
キャッシュを利用するのも、サイトスピードを改善するには効果的です。
キャッシュとは:
キャッシュとは、一度アクセスしたサイトのデータをブラウザで一時的に保管し、次回より同じページにアクセスした際の表示を速くする仕組みです。
(ロリポップ よくある質問「キャッシュとはなんですか?」より引用」
簡単に言うと、「毎回毎回大本のメインメモリまでデータを取りに行くのは面倒くさいし時間かかる。もうブラウザにデータを置いておこうよ! それならまた同じページ開くとき、すぐに表示させれるでしょ!」ってことです。
まぁ例えるなら、学校の「置きベン」ってやつです。
いや待てよ!「置きベン」って全国で通じるのかな?
学校で使う教科書を、持って帰らずに机の中とかロッカーとかに置いて帰るアレ。地方で呼び方違ってたらスンマセン。
要はそれなんです、「置きベン」なんです。
ブラウザに置いておくんです。
その置きベン機能を利用できるプラグインがWordPressにはあるので、それを使うとサイトスピードの対策になります。
有名どころでいうと、
の2つでしょうか。使ってる人も多いです。
ただ!!
キャッシュ系のプラグインは注意が必要です!
僕は「wpXサーバー」というレンタルサーバーを利用しているのですが、以前W3 Total Cacheをインストールして有効化した途端、ブログが表示されなくなっちゃいました。
エラーページが表示され、何が起こったのやら「???」の状態でした。
どうやらキャッシュ系プラグインはサーバーとの相性があるようです。
プラグインを使う際は、バックアップを取ったり、ローカル環境でテストインストールしてから使うことをおすすめします。
それかむしろ使わない方が良いと思います。(僕みたいに知識不足な方は)
4.記事にオリジナリティを持たせる
100記事ほど書いてきて、ある程度アクセス数も出てきてから、さらに飛躍的にアクセス数を伸ばすなら、濃いファンを増やしてアクセスの底上げを図らなければいけません。
ファンを増やす方法として効果的な方法が、「記事にオリジナリティを持たせること」です。
具体的にどうすればいいのかというと、”独自の切り口”で記事を書けば良いのです。
一般的な見方をするのではなく、少しひねった観点から意見を述べてみるのです。
例えば、「勤めている会社がブラック過ぎて辞めたい」みたいな記事を書くときに無意識に自分目線の記事になってしまいますが、少しひねって、経営者目線で会社を見た意見、他社社員から自社を見た意見などを書いてみるとオリジナリティが出てきます。
他にも、歯に衣着せぬ物言いで記事を書いてみるとそれを支持する人も多く生まれてきます。(同時にアンチも多く生んでしまいますが)
テレビ界でも毒舌な女性タレントや物怖じせずしゃべり倒す若手芸人などがブレイクすることがよくあります。
これもやはりオリジナリティという部分で彼らをキャラ付けているということです。
炎上必至な過激な意見を記事にするのはいけません(そういうマーケティング方法もあります)が、自分らしい意見を言うことで、ブログにファンがつくことは直接的にアクセスアップにつながると言えます。
ファンが増えているかどうかみたい場合にチェックすべき項目も見ておきましょう。
アナリティクスで再訪問率をチェックする
ファンが増えているかどうか数値としてみたい場合は、Google Analyticsをチェックしましょう。
Google Analyticsのレポートを開いたときに、ページビュー数とかセッション数とかありますよね?
その右横のところに新規訪問者(New Visitor)と再訪問者(Returning Visitor)の割合を円グラフにしたものがあります。
この再訪問者(Returning Visitor)数値をチェックしていきましょう。
まずは25%(4人に1人)を目指すと良いでしょう。
最終的には50%(2人に1人)近くになると最高レベルですが、50%程度にするにはなかなか難しいと思います。
扱うテーマや狙っている集客元(検索かソーシャルか)によって違ってきますので。
Feedlyの読者数をチェックする
アナリティクスの他にもファンの数を把握できるものに「Feedlyの購読者数」があります。
Feedlyは、興味のあるブログなどを登録することによって、そのブログの最新記事などをチェックできるWebサービスです。
僕も数え切れないくらいのブログやニュースメディアを登録しています。
この登録者数をチェックできるのが、「Feedly Subscribers Checker」です。
入力窓のところにブログのURLを入力するだけでチェックできます。
少ない場合はブログ内で登録を促すように、サイドバーや記事下部などに登録ボタンを置いてみましょう。
メルマガの購読者数をチェックする
メルマガの購読者数もファンの数と言っていいでしょう。
購読者数は利用しているメルマガスタンドの管理画面で見られると思いますので、積極的に有益な情報を発信してファンを増やす努力をしていきましょう。
メルマガ読者の増やし方はこちらの記事を参考にするといいと思います。
5.適切に内部リンクを設置
記事数が増えてくると、結びつく記事も増えてきます。
初めの頃に書いた記事で、後々書いた記事と関連性があるなら積極的に内部リンクを設置しましょう。
適切に内部リンクを作ることで、ユーザーをうまくブログ内で回遊させることができます。
そうすることでページビューやページ/セッションの数値が伸びるはずです。
注意すべきは、不自然にならないことです。
リンクというのは不自然になるとGoogleに嫌われます。
自然に誘導する形で内部リンクを設置しましょう。
また、内部リンクを作るときは、ただの青文字のテキストリンクだけでなく、ブログカードを用いた内部リンクも利用すると見栄えも良くなり、ユーザービリティの面でも良い効果を発揮してくれるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回紹介した中でも特に重要なのが、記事のリライトとサイトスピードの改善だと思っています。
リンク切れはプラグインに任せるとして、記事にオリジナリティを持たせるのもリライトするときに切り口変えた意見を加えれば良いし、内部リンクもリライト時に設置できそうなところに設置しておけば良い。
ということは、タイトルの「5つのアクセスアップ術」のところは「2つの〜」でよかったのかな?
まー数字は多めの方が良いと思うので、このままにしちゃいましょう!^0^ /
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