アクセス数というのはブログを運営している人にとってはモチベーションを上げる一つの要因だったり、媒体としての価値だったりにつながるので気になるところですね。
アクセス数はだいたいみなさんページビュー数のことを指すことが多いのですが、記事がバズったりしたら(バズる:記事が多くの人にシェアされてたくさんの人に読んでもらえること)このページビュー数が飛び抜けます。
記事がバズったらこれ以上ないくらい嬉しいですね。
僕はバズる記事というのは数回しか経験がないんですけど、その時の爆発的なアクセスによってモチベーションも上がりますし、すごく気分が良いです。
しかし、良い面があれば悪い面もあります。記事がバズった時には気をつけなければならないこともあるのです。
今回はそのことを書いていきます。ぜひ参考までに。
1.サーバーの負荷に気をつける
アクセスが多くなると、使っているサーバーが耐えられるかどうか気をつけなければいけません。
多くの人はレンタルサーバーを利用していると思いますが、安いプランのレンタルサーバーでは瞬間的に多くのアクセスが集まると、サーバー側が設定している「限界値」を超えてしまうのです。
これを超えてしまうと、一時的にウェブページが表示されなくなります。
下のような「503エラー」というエラーページが表示されてしまうのです。
レンタルサーバーには大きく2つに分けられます。
専用サーバーと共用サーバーです。それぞれの特徴はこんな感じです。
専用サーバー | 共用サーバー |
・自分1人でサーバー1台使う ・ハイスペック ・高価 |
・1台のサーバーを誰かと分けて使う ・ロースペック ・安価 |
共用サーバーは1台のサーバーを複数人で使い分けます。なので安価に利用できるのですが、限界値を設定してサーバーをダウンさせないようにしているのです。
限界値を超えて、503エラーが出たとしても、サーバーがダウンすることとイコールではありません。
サーバーがダウンしてしまえばそのサーバーを使っている人みんなのウェブページが表示されなくなります。
それを防ぐためにそれぞれ使っている人で限界値を設けているのです。
503エラーが出ても、サーバー自体は正常に動いており、同じサーバーを使っている他の人のウェブページは普通に見られます。
この限界値というのは安価なレンタルサーバーほど低いです。具体的にいくつのアクセスで表示されなくなるかはその会社でないとわかりませんが、最安値のプランで契約をしている人は一時的なアクセスが多いとエラーになる恐れがあります。
対策
- サーバーの契約プランを上げる
- 専用サーバーを検討する
- キャッシュプラグインを利用する
サーバーの契約プランを考え直したり、ハイスペックな専用サーバーに変更したりして、多くのアクセスに耐えられるようにしておくことが重要です。
また、キャッシュプラグインを利用することでサーバーへの負担を軽くすることができますので、WordPressを利用している人はキャッシュプラグインをインストールして有効化しておきましょう。
2.批判コメントに気をつける
記事がバズったら少なからず批判的なコメントが来ます。
中には心ないコメントもあるかもしれません。
特に自分の意見を大いに主張したような記事を書いてバズったときには、はてなブックマークなどでユーザー独自の意見を言ってくることも少なくありません。
重要なのはそういったコメントに対してどういった姿勢をとるかです。
批判コメントに対するように自分の主張をぶつけまくるのもいけません。
また、肯定的なコメントにのみ返信コメントをして、否定的なコメントは無視をしていてもいけません。
相手のコメントも一つの意見です。真摯に受け止めて冷静に対応しましょう。
3.バズった記事が良い記事だと勘違いしないこと
バズった記事というのは多くの人が見たいと思ってくれたり、これは面白いと思ってくれたりで、良い記事であることは間違いありません。
ただ、「バズる記事 = 良い記事」と断定することはできません。
純粋に良い記事でとてもためになるから拡散が行われたという場合もありますが、「この記事に一言言いたい!」ということからバズが起こることもあります。
はてなブックマークにエントリーされている記事にはとてもためになる記事がもちろん多いですが、中には文章量もとても短く、とてもためになる記事とは言えないものもあるのです。
突っ込みたい記事と言われるものがそういうものですね。
ですので、バズれる記事を書けば良いと安易に思ってはいけません。
また、バズが起こるというのはタイミングも関係してきますので、同じ記事でも今日アップしてもバズは起きず、半年後にアップすると大きなバズが起きることもあるのです。
バズったらラッキーと思うくらいにしておきましょう。
まとめ
バズった時に一番気にかかるのはやはりアクセス数とサーバーが耐えられるかどうかだと思います。
ある程度の瞬間的なアクセス増加なら耐えられるでしょうが、毎日のPV数が上がってきたと感じたら、その段階でレンタルサーバーのプランは大丈夫なのか考えてみるのも良いかもしれません。
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