Apple社が動きましたね。アフィリエイト界がざわついています。
iPhone、iPad向けの新しいOS、iOS 9でのSafariブラウザでコンテンツブロック機能というのが搭載されることになりました。
正式名称がコンテンツブロック機能ですが、簡単に言うなら広告ブロック機能ですね。
Safariでウェブサイトを見たときに煩わしい広告が表示されないようにする機能です。
ユーザーにとってはとても良い機能かもしれませんが、アフィリエイターにとっては死活問題です。
モバイルSafariからの流入というのは決して少なくありません。
アプリだったりiPhoneガジェットだったりの紹介をしているブログはモバイルSafariからの流入はことさらに多いことと思います。
さて、どうする!?アフィリエイターたち!!
というわけで、アフィリエイターの人たちにできる対策を2つほど紹介していこうと思います。
広告ブロック機能での影響は?
対策の前に広告ブロック機能でどんなことに影響が出るのかを見てみましょう。
一つのブラウザとは言え、広告が表示されなくなると、そこからの広告収益は当然あがりません。
今回はユーザーが意図的に設定画面からスイッチをオンにしないと広告ブロックにはなりませんが、Appleはいずれ広告ブロック機能を標準搭載したブラウザにしてくることが予想できます。
Safariからの広告収益があげられないとなるとWebメディア関連の会社は大変大きな痛手となるでしょう。
便利なWebサービスを無料でユーザーに提供し、収益は広告に頼っていたというところもたちまちサービスの有料化が進む可能性があります。
ネット界ではサービスが無料で使えることが当たり前のようになっていましたが、いずれは無料で提供するサービスの方が稀になるかもしれませんね。
【対策①】成果報酬アフィリエイトに力を入れる
どんな広告がブロックされてどんな広告はブロックされないのか、実際に試してみないとわからないところですが、ポップアップ広告はおそらくブロックされますね。
ポップアップ広告とはウェブページを開いたときにボワっと中央に浮かび上がってくるやつですね。右上か右下あたりのバツボタンで消さないといけないやつです。
あれは煩わしいですね。
あと、Googleアドセンスは表示されなくなるのでしょうか。これは実際に機能を用いてみないとわかりませんが、Googleアドセンスもブロックされると収益に影響が出るブロガーも結構いるんじゃないでしょうか。
なのでアフィリエイターにできる対策の一つとしては、「成果報酬型広告に力を入れる」ということです。
テキストリンクの成果報酬型広告であればブロックされることはありません。
しっかりと成果につなげられるようにコンテンツのタイトルや内容を作り込んでおく必要があります。
広告ブロック機能の波が押し寄せてくる前に成果報酬アフィリエイトに関してこれらのことを実践していきましょう。
- 成果につながる質の高いコンテンツを作っておく
- そのコンテンツにスムーズに誘導するためのサイト内の導線づくり
- すでにある成果コンテンツのリンク切れチェック
【対策②】リスト集めに力を入れる
ウェブサイトの広告収益が落ちることが予想できるので、それ以外のところからの収益を上げて補填をする必要があります。
なので、今のうちにリスト集めに力を入れておくことが重要と言えるでしょう。
メルマガ、YouTubeのチャンネル登録、LINE@(オススメできませんが…)などなど、ウェブサイト外でリストを集め、そちらの媒体を活性化させて収益をあげていくことが対策としてできるでしょう。
特にメルマガであれば、少ないリストでも濃いユーザーであれば成果をあげることは可能ですので、多くのリストを集めるというよりも、濃いリストを集めることを意識しましょう。
ちなみに濃いリストというのは積極的にメルマガを読んでくれるユーザーのことです。
ウェブサイトのファン、運営者のファンとなってもらえて、毎回のようにメルマガをしっかり読んでくれるようなユーザーを獲得することが重要です。
そのためにも、コンテンツの充実度、ユーザーとの交流などは大切にしていきましょう。
メルマガリストの集め方については「メルマガの生命線!読者リストを集める5つの方法」で紹介していますので参考にしてください。
まとめ
今回の広告ブロックの動きはまだまだ序章に過ぎないのかもしれません。
アフィリエイターにとってはさらに衝撃的な発表があるかもしれませんので、常日頃から複数の収益源を持ってリスク分散をすることが重要かと思います。
Webメディア業界はどうなっていくんでしょうか。見ものです!
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