tax「会社を辞めて個人事業主として生きていこうと思うが、どうやって手続きをすればいいんだろう」

と悩んでいらっしゃる方は結構いるのではないだろうか。

僕も個人事業主の手続きをした時はいくつものサイトを調べまくった。

そして無事に届出をして今は個人事業主の身となって1年が経とうとしている。

今回は、個人事業主の開業までの手順を紹介していく。ちゃんと税務署に必要書類を提出することで、これからあらゆる書類の職業欄には「自営業」と書けるのだ。

基本的には個人事業主の届出期限は、「ビジネスを始めてから1ヶ月以内」となっているが、特に過ぎても問題はない。個人となってビジネスを始めたものの、届出を出さないといけないなんて知らなかったという人もたまにいるくらいだ。「できるなら1ヶ月以内」というくらいで良いだろう。

それでは、開業の手順を説明していく。

 

1.白色か青色か決める

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「まずはあなたの好きな色を決めよう!」……というわけではない。

これは「白色申告」にするのか「青色申告」にするのかを決めようということだ。

これらは一年の事業結果から税金がいくらになるかを報告する「確定申告」をどういう形式でするかというものである。

どちらかに決めて税務署に提出することで、「はい!僕のビジネスは◯色申告で税務処理をやっていきます!」と宣言するものと考えてもらって良い。

1−1.白色申告って?

白色申告は、「事業の経理計算は簡単でOK!書類も出さなくて大丈夫だよ!でもその代わり控除額はなしね!」というもの。

「控除」というのは所得から経費を引いた利益からさらに引いてくれる特別ボーナスである。

「利益からさらに引かれたら損じゃん」

いえいえ、実際にあなたの財布から抜き取るわけではない。払う税金の金額は利益が多ければ多いほど多い。……ん?多ければ多いほど多い。…うん、合ってる。

利益が多くなれば、払う税金も多くなる。なので、控除してもらうことで払う税金が少なくなるのである。

しかし、その「控除」が白色申告はしてもらえないのだ。

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白色申告のメリット

  • 経理業務が簡単
  • 税務署に提出しなくていい

白色申告のデメリット

  • 控除が受けられない

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1−2.青色申告って?

青色申告とは「控除のサービスつけてやるから経理計算しっかりしてもらうよー!」というもの。

控除のサービスは「10万円」と「65万円」とがあり、それぞれ、帳簿の付け方が「簡易簿記」と「複式簿記」となっている。

青色申告の中でもどちらにするか決めなければならない。

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青色申告のメリット

  • 控除が受けられる
  • 家族を従業員として給与節税できる

青色申告のデメリット

  • 帳簿付けが面倒

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1−3.結局どっちがいいの?

簡単に表にしてみた。

白色申告 青色申告(10万円控除) 青色申告(65万円控除)
書類提出 なし 青色申告承認申請書 青色申告承認申請書
簿記形式 簡易簿記 簡易簿記 複式簿記
控除額 なし 10万円 65万円

 

僕自身は青色申告の65万円控除の方を選んでいる。自分1人ですべての帳簿付けをするのは面倒なので、すべて会計ソフトでできるので、特に苦ではない。

65万円の控除額も魅力的なので僕は「青色申告の65万円控除」をおすすめする。

僕が個人事業主となってからずっとお世話になっている会計ソフトはシェアNo.1のfreeeというソフトだ。

銀行口座と同期させることで自動で帳簿付けがされる。確定申告の際はご丁寧に「確定申告ナビ」というものがあって、それに従って入力していけばあとは印刷するだけで提出書類ができあがる。僕はこのソフトでかなり楽をさせてもらっているのでかなりおすすめのソフトである。

無料お試し期間というのもあるのでぜひ実感していただきたい。本格的に事業をしていくなら、月額980円の通常プランで会計処理を最大限楽をしよう。

 

 

2.必要書類を書く

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白色申告か青色申告かを決めたら、必要書類を書いていこう。

基本的に必要なのは「個人事業の開業・廃業等届出書」「所得税の青色申告承認申請書」の2枚だ。

これらの書類は最寄りの税務署に取りに行くか、ホームページから印刷することもできる。

 

「個人事業の開業・廃業等届出書」

→ http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/pdf/04.pdf

「所得税の青色申告承認申請書」

→ https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/pdf/09.pdf

 

注)PDFファイルなので、開けないという人はAdobe Readerをインストールしてからもう一度試そう

https://get.adobe.com/jp/reader/

 

【重要】

税務署に持って行った時に、税務署のはんこを押してもらうのだが、自宅保管用に控えもあった方がいいため、2種類の書類をそれぞれ2枚ずつ書こう。(提出用と控え用)

 

 

2−1.個人事業の開業・廃業等届出書

書き方をこちらを参考にしていただきたい。

特に、屋号の欄は決めていなければ空欄でも構わない。給与関連の場所も、1人で行うなら斜線でOKだ。

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2−2.所得税の青色申告承認申請書

続いて青色申告の申請書を書こう。こちらも参考画像を用意している。なお、白色申告で事業を行っていくのであれば、この申請書は必要ない。「個人事業の開業・廃業等届出書」だけで大丈夫だ。

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複式簿記か簡易簿記かは先程の控除額が「10万円」か「65万円」かで違ってくる部分である。

備付帳簿名は、行う事業によって変わってくる。ネットビジネスを行っていくのであれば、現金出納帳だけにチェックを入れておけば問題ない。

 

3.最寄りの税務署に持っていく

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必要書類が揃ったら最寄りの税務署に持って行こう。

必要な書類は、

  • 個人事業の開業・廃業等届出書 × 2枚 (提出用と控え用)
  • 所得税の青色申告承認申請 × 2枚 (提出用と控え用)

 

それぞれ印鑑を押しておくのを忘れないように。認印で構わない。

税務署の人に提出する時は控えの分にもハンコを押してもらおう。控え用はクリアファイルなどに入れて自宅に大事に保管しておくことだ。

 

4.終わり

これで晴れて個人事業主としての日々がスタートしたわけだが、大事なのはこれからだ。

しっかりとビジネスに励み、収入を得ていこう。

初めは苦しいこと、辛いことの方が多いだろう。しかし、それもあなたが選んだ道である。

それをしっかり受け入れた上でビジネスに真剣に取り組んでいけばきっと素晴らしい日々を手に入れることができるはずだ。

開業をしたわけだから、これから存分に個人事業主ライフを楽しもう!

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