「キングダム」って漫画ご存知でしょうか?めちゃくちゃ面白いですよね!僕は普段全くと言って良いほど漫画を読みません。(キングダムの電子版をiPad miniに入れているくらい)というか漫画はもう高校で卒業した感じです。

部屋にも漫画は一冊もありません。全部売ったか捨てたかしました。そんな漫画に全く興味をなくした僕が「これは面白い!!」とうなってハマっちゃったくらいです。今回の記事は「キングダム、マジでおもしれーから読めよ!」って記事ではありません。(ちょっとはその要素もあるかもしれませんが)

キングダムを通じて「(最高の)コンテンツとは」について真剣に考えてみたのでぜひ見てください。一応このブログのテーマに沿っていますので、キングダムなんて知らねーって人も読んでいただけたらと思います。

 

そもそも「キングダム」はどんな漫画?

まずはキングダムがどんな漫画なのかについてさわり程度解説しておきます。舞台は紀元前の中国。有名な三国志よりもずーっと昔の「春秋戦国時代」のお話です。この時代の中国は秦・趙・魏・韓・楚・燕・斉という7つの国々に分かれていました。500年続く戦乱の世で、戦争孤児の主人公「信」と、後の始皇帝となる若き日の秦国大王「嬴政」がともに中華統一を目指すという物語です。

キングダムの公式ホームページでは試し読みもできるようです。

 

キングダムが面白い理由

「キングダムは面白い!」、「キングダムは読むべきだ!」とみんなが大絶賛していますが、歴史マンガとか戦(いくさ)のマンガとか、過去にもたくさんあったでしょうよ。

それこそ似たようなものですが、三国志関連のものも同じくらいに爆発的になってても良いんじゃないでしょうか。

果たして、キングダムが多くの人から「面白い!」と言われるのはどうしてなのでしょうか。

自分なりに分析してみました。以下をご覧ください。

 

史実を元にしたストーリー

やっぱり完全なフィクションよりは、実際にあった話の方が親近感も湧いて読みやすくなるのではないでしょうか。それに誰もが歴史で習う、「秦の始皇帝」のお話ですからね。

もちろん漫画ですのでいろいろと手を加えてはいますが、大本は史実に沿っているので、「続きはどうなっていくんだろう」とGoogleで検索したくなったりしますよね。こういうのも漫画に引き込まれる要因の一つだと思います。

 

つかみのうまさ

キングダムの1巻を読んだ方ならわかると思いますが、第1話、第2話なんかは読者をガシッと掴むような話の持っていきかたをしていますよね。

まだ読んだことないって人は試し読みで第1話〜第4話までが見れるのでぜひ見てみてください。

どうぞ(笑)

http://youngjump.jp/info/kingdom_special/trial/index.html

 

 

※ここからちょっとネタバレも含まれますので注意してくださいね^-^

 

第1話ではいきなり主人公の親友が死ぬという衝撃的な始まり。

第2話では死んだはずの親友がまた現実に現れるという、これまた衝撃的な展開。だいたいこの2つの話でガシッと心を掴まれます。

いきなり主人公の親友が死ぬ(いきなり主人公自身が死ぬところから始まる漫画もありますがwww)んですが、死んじゃった理由は読み進めないと分からないんです。第1話では「え!?なんで死んじゃったの??」ってなるんですよね。

それで読み始めたばかりの読者に強烈なインパクトを与える。

 

 

そして第2話で死んだはずの人が出てきて読者を混乱させるんです。読者に続きを読ませるための仕掛けがこの2話でされています。

いやぁー、緻密ですねー。

 

 

予想できる展開でも期待を上回る表現方法

「スゲェー!!」って思う時は、読んでいる人の期待値を大きく上回った時です。

漫画というのは大袈裟に書くのはよくあることですが、この漫画ではスゲェー!!と思わせるような表現力があります。

合従軍の壮大さだったり、王騎や廉頗など、大将軍の表し方だったり、「ヤベェー!!」とか、「スゲェー!!」ってなります。

原先生の描く技術なんでしょうね^-^

合従軍なんて「どうせ勝つんでしょ?」って思っててもやっぱり決着がつく時は心を揺さぶられます。

そういうところで「裏切らない面白さ」みたいなものがあるんでしょうね。

 

肉弾戦だけじゃない!頭脳戦も面白い!

戦国時代なので当然戦争ばっかりです。そうなると戦闘シーンばっかりになるのかと思いますが、楽しめるのはそれだけではありません。頭脳明晰なキャラクターもいてそう言ったキャラがまた読者を驚かせるような作戦を遂行したりする。

頭脳戦というのも軍略だったり、政治だったり、戦以外でも多いに楽しめる要素があるのです。面白い要素が複数あるのは強いですね。

 

適度に図解をしてくれてる

キングダムは中国の戦国時代が舞台です。なので国々の動きとか勢力関係とかが結構ややこしくなったりもします。人物名は慣れない中国名(呂氏、竭氏とか)ですので、それもまたややこしくさせる要因なのですが、所々で図を用いた説明をしてくれています。

そのおかげで今どういう状況なのかが把握しやすいようになっています。状況をしっかり把握していないと呼んでいても面白くないので、そういった読み飽きない配慮をされていることも面白さの秘訣と言えるでしょう。

 

人気キャラを死なせちゃう

キングダムって結構良いキャラが早々に死んじゃうんですよね。

漂、王騎将軍、紫夏…

漂なんてとても良いキャラなのに第1話で死なせてしまうんです。

良いキャラ、人気のキャラが死んでしまうと読者はやっぱり悲しいというか「もうこのキャラ見れないの!?」って思いになって、漫画に引き込まれちゃうんですよね。

王騎将軍なんて本当はもっともっとバンバン活躍してほしい、信にもこれから師匠のように厳しい指導があるのかななんて思った矢先の戦死ですからね。

読者はみんな「えぇーーー!!」ってなりました。(よね?www)

応援したくなるキャラが死んじゃうのは心を揺さぶられるんでしょうね。

 

キングダムが起こした大バズ

それまでキングダムなんていう漫画を知らなかった人にも、大きくキングダムが世に知れ渡ったきっかけがあります。

大人気バラエティ番組「アメトーーク!」でピックアップされたことです。

「キングダム芸人」ということで、放送されました。

これがまたキングダムを見たことないって人たちを”読みたい!”って思わせるほどの紹介の仕方だったので、放送後は日本中の本屋からキングダムが消えるほど爆発的に売れたそうです。

そして何を隠そう、この僕もアメトーーク!きっかけで読み始めた1人です。

この画像を見てください。

キングダム売り上げ
(日販 オープンネットワークWIN調べ)

 

これはキングダムの第1巻の売り上げグラフです。

アメトーーク!の放送日が5月28日だったのですが、その翌日5月29日の売り上げが爆発的であることがわかります。

これなら日本中の本屋から消えたことも頷けます。

まさに大バズですよね!

ブログで言うならはてなブックマークのホットエントリーの中でもトップに位置したくらい?

加えてグノシー砲とかスマートニュース砲も加勢された感じでしょうか。

これぞ「アメトーーク!砲」

放送後はツイッターでも「読みたい!」というツイートが連発されています。

 

キングダムはまさに”バイラルコンテンツ”

「バイラルコンテンツ」というのは口コミで拡散されていくコンテンツの事で、まさにキングダムもこれに当たります。

アメトーークで取り上げられたこともそうですが、やはり本物の口コミの力が非常に大きいと思います。

むしろアメトーークで取り上げられたのも、芸能界で(特に芸人さんの間で)口コミで広がってたのが先なんでしょうね。

ケンコバさんが「1巻読んだら続きが気になって、夜中なのにタクシーで24時間開いてる本屋まで行って全巻買った」っていうエピソードもありましたが、こういう言い方がまた強力な宣伝文句となっているんですね。

本当に面白いコンテンツというのは「とにかく面白いから見てみて!」と人にすすめたくてたまらなくさせる何かがあるんですね。

 

“最高の”コンテンツとは何か

アメトーーク!で取り上げられたから、運良く芸能界で口コミが生まれたから、とか売れたきっかけは様々なことが言えますが、とどのつまり、元はコンテンツの出来がすごかったからなんです。

もしもキングダムがしょーもない戦争漫画だったら口コミも起こらないし、アメトーークに出ることもないはずです。

 

僕も「ブログでは有益なコンテンツを提供しましょう!」とか偉そうなことを言っていますが、全然スキル不足です。バズなんてほとんど起きません。

今回キングダムをコンテンツとしてどうなのかという観点で考えてみましたが、「最高のコンテンツ」というのはただ情報が得られる「有益なコンテンツ」を通り越して、以下のようなものだと結論づけました。

  1. コンテンツ自体を人にすすめたくなる
  2. コンテンツの中身を人に話したくなる
  3. 感情を揺さぶられる

 

Googleに気に入られるような記事を書くというのも、重要なことかもしれません。

しかし、Googleはコンテンツの質の評価方法を追求しています。もっともっとSNSなどの口コミの力が評価の基準となってくると思います。

検索流入も重要ですが、バイラルコンテンツを作るスキルを持っているとさらに最強です。

はっきり言って、僕もバイラルが起こるような記事を書くのは苦手です。

渾身の記事を書いても空振りばっかりです。

それでも、バイラルコンテンツを生み出したい!という憧れは捨てずチャレンジしていこうと思います。

 

最後に、僕の好きなキャラクターはめちゃくちゃ強いのにギャグ感満載の絶妙なキャラ「騰」です(笑)

騰
キングダム ヤングジャンプより

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